第2回 生観戦の楽しみを書こうと思ったのですが

野球観戦が趣味です。
とくに球場に行き、生で試合を見るのが好きです。

私の家から宇都宮清原球場までは、車で30分ちょっとで行けます。そんなわけで、高校野球は主に宇都宮清原球場で観戦しています。

現在、高校野球の春季大会中です。

今大会は、卒業生が主力で活躍している茂木高(対栃木工業高、4月23日)と真岡工業高(対青藍泰斗高、4月29日)の試合に行きました。

残念ながら、どちらも負けてしまいましたが、卒業生たちの一生懸命に頑張る姿を見て、たくさんの元気をもらいました。

そして今日、準決勝の二試合、「栃木工業高-作新学院高」(第一試合)、「佐野日大高-青藍泰斗高」(第二試合)の試合を見に行きました。
ゴールデンウィーク中の準決勝ということもあって、観客は多く、キャノンの宇都宮工場が臨時駐車場になっていました。
臨時駐車場から球場に向かう間、新緑がとても美しく、頬を撫でる風が気持ちよかったです。

今日は三塁側の内野席で見ていました。
第二試合(佐野日大高-青藍泰斗高)が始まって少しすると、なんと、私の席の5、6メー離れた右下の席に、作新学院の名将、小針監督が座っているではありませんか。

小針崇宏監督、23歳で母校の作新学院高の監督に就任。
就任3年目で低迷していた作新学院を甲子園に導く。
現在38歳、これまで甲子園に春夏通算13回出場、17勝11敗、勝率.607 、優勝1回。

あの小針監督です。
びっくりしました。
ついさっきまで、ダッグアウトで指揮を取っていた小針監督です。
明日の決勝戦に向けて、どちらと対戦するか偵察していたのでしょう。
正直、どきどきして、試合に集中できなくなってしまいました。

カバンにマネージャー手作りと思われる「鍛錬」と刺繍されたボール型のお守り(?)がつけられていて、それがとても印象的でした。
保護者や卒業生のような人たちが次々とやってきて挨拶していました。私も小針監督のところに行って、ご挨拶したいと思ってしまいました。
6回終了後(この時点で6-1で佐野日大が勝っていました)に席を立ち、お帰りになりました。
私は「明日の試合もがんばって下さい!」と心の中でつぶやきました。
結局、試合は9―1、7回コールドで佐野日大の大勝。

明日の決勝は「佐野日大高-作新学院高」です。

今回は生観戦の楽しみを書こうと思ったのですが、調子が狂ってしまいました。
生観戦の楽しみについては、いつか書きたいと思います。
まあ、こんなことがあるのも生観戦の楽しみなのかもしれません。