秋の三者面談会について

現在、本年度第2回目の三者面談会中です。
本年度は、中学3年生とそれ以外の時期を分けて行うことにしました。
すでに中3生の面談は終わりました。
中3生の保護者の皆様、お忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございました。
中学1・2年生の面談は18日から始まります。
有意義な時間にしたいと思います。
何卒よろしくお願い致します。

第64回 卒業生からのLINE

先日、卒業生のAさんからLINEがきた。

東京の大学で充実した学生生活を送っているようで何よりだ。

当塾の後輩たちへのメッセージも書いてくれていた。
是非、塾生たちに紹介したいと思ったので本人にお願いしたところ、紹介すること、ブログに載せることを快く承諾してくれた。

というわけで、ブログでも紹介します。


こんばんは。

お久しぶりです。

寒暖差も大きく、秋を感じられる季節になってきましたね🍂

わたしは秋学期に入り本格的に英語を学んでいます。

帰国子女や純外国人ばっかりのクラスでディスカッションをしたり、英語の動画を見てその内容について話し合ったりとハイレベルなことをしています。正直、ついていくのに精一杯です。英語で話そう、自分の力で話そう、と思っててもなかなか上手に話せません。

ですが、授業を通して成長と発見を繰り返していけたらいいなと思っています。

東京の生活は充分慣れました。

栃木の方が暮らしやすいなと感じることが多いですが、東京は東京なりに良いところがたくさんあります。

アクセスが良かったり、私の好きな喫茶店や古着屋さんがあって毎日新しい発見ばかりです。

これからどんどん寒くなっていきます。中学生たちが高校受験の季節になっていきます。それに伴って、塾長、奥さんが大変な時期になってくると思いますが、体調にお気をつけて頑張ってください。

塾生徒の皆さんが志望校合格するのは、先生方の支えがあってこそです。でも、本人たちが頑張らないと結果には結びつきません。塾生徒の方が頑張る❗️という気持ちが一番大切なのかなと、中学3年の受験期を通して学びました。


塾生徒の皆さんが志望校合格できることを心から願っています。 学生時代は、本当にたくさんの出会いがある。
自分のやりたいことを追求する時間もある。
また、東京は一生住むとなるとお金がかかって大変だが、学生時代を過ごすには最高の場所だ。
私の後輩でもあるAさんには、引き続き充実した学生生活を送って欲しいと思う。

第63回 谷中散策

10月7日(土)、谷中界隈を散策してきた。

第1回谷中川柳大会に応募するため、実際に谷中を散策してきたのだ。

東京の台東区にある谷中は、江戸や昭和の雰囲気が残っている場所である。

JR日暮里駅を下車。
谷中は「猫の街」と言われるだけあって、「日暮里駅」の文字盤には猫の耳、足跡、尻尾がある。
谷中銀座には猫の置物がたくさんあった。

また、この辺は俳句の句碑がたくさんあるようで、日暮里駅のすぐ近くの本行寺には、種田山頭火の句碑があり、それを見ることができたのは収穫だった。

本行寺
ほつと月がある東京に来てゐる 種田山頭火

今回一番行きたかったところが、「夕やけだんだん」。
日暮里駅の西口を出て御殿坂を上がっていくとある。
実際にこの場所に立つと、世界中から人が集まってくるのがわかる。
本当にすばらしい風景だ。

外国人観光客が多かった。
中国語、韓国語、英語など、さまざまな言語が飛び交っていた。

にぎやかな谷中銀座を通り、少し静かな「よみせ通り」を歩く。
延命地蔵尊があり、お年寄りが参拝していた。
私も参拝する。

日暮里駅に戻るため来た道を歩き、途中左に曲がると「岡倉天心記念公園」があった。
公園のあちこちに「六角型」の物があっておもしろかった。
これは茨城県の五浦海岸にある天心の六角堂にちなんだものだそうだ。

谷中散策の最後に、駅のすぐ近くにある谷中霊園に入る。
雑司ヶ谷霊園のようなものを想像していたが、ちょっと違っていた。

山手線に乗って上野へ行き、歩いて鈴本演芸場へ行く。
特別企画公演「秋の夜長の文菊十撰」(古今亭文菊師匠)だったため、幕見券で入場。
中入り後の午後7時から入場。
そのため、入場券3000円が2000円に。
四半世紀ぶりの寄席。
やはり、生の落語はいいものだ。
この日の文菊師匠の演目は「猫の災難」。
酔っ払いの演技がお見事。

約半日間、江戸情緒、昭和情緒を堪能した。 最高の気分転換ができた。
さあ、連休明けから仕事をがんばろう!

第62回 キャッチボール

9月某日、大学生の次男が戸籍謄本をとるために帰省した。
翌日、久しぶりにキャッチボールをしようということになった。

子どもたちとは、彼らが幼稚園児の頃から高校生までの間、よくキャッチボールをしたものだ。
しかし、次男が大学進学のため上京してからは、まったくキャッチボールをしていなかった。
約1年半もの間、やっていなかったことになる。

久しぶりのキャッチボール、次男の投げ方がぎこちなくて、つい笑ってしまった。
私だけでなく、次男も私と同じブランクがあったようだ。

高校までは体育の授業があって、運動部でなくても運動する機会がある。
しかし、高校を卒業して大学生になると、運動系の部活やサークルに入らなければ運動する機会がなくなってしまう。
そして、体力が落ちたことを実感するものだ。

次男は「なんかおかしいなぁ」と言いつつ、10分くらいやっていて、やっと感覚を取り戻したらしい。
それからしばらくはいろいろと話しながらキャッチボールをした。

親子でするキャッチボール、友人とするキャッチボールは、話しながらするものなので、最高のコミュニケーションである。

私の大好きな映画「フィールド・オブ・ドリームス」(1989年)、そして大林信彦監督の「異人たちとの夏」(1988年)にも、それぞれの主人公が自分よりも若い父(つまり幽霊なのだが)とキャッチボールをするシーンがある。

「フィールド・オブ・ドリームス」も「異人たちとの夏」もとても感動的なシーンである。
「親子でするキャッチボールはいいものだな」とつくづく思う。

「10分だけやろう」と始めたキャッチボールも、気づいてみたら20分もやっていた。
「そろそろ終わりにしよう」と話していたら、次男が大暴投し、ボールは草むらの中へ。

ボールを捜して草をかき分けていたら、ジャージに大量の植物の種(ひっつき虫)がついてしまった。
これをすべて取るのに30分くらいかかってしまった。

こうして約1年半ぶりのキャッチボールは終わった。
ひっつき虫の件は余計だったが、いい汗をかいて、気分もすっきりした。

受験生のみなさん、気分転換にキャッチボールはいいですよ。

最後に、キャッチボールの歌を紹介してこのブログを終わりにします。

的大き兄のミットに投げこみし健康印の軟球(ボール)はいずこ 

小高賢