2学期生募集中!(小6生・中1生)

尚朋スクールでは2学期生を募集します。
当塾では、小手先のテクニックではない、「物事の本質を見抜く力」を養い、「受験で終わらない学力」を身につけさせたいと考えております。

2学期を充実したものにするためにも、2学期が始まるこの機会にご入塾下さい。

無料の体験入塾も行っています。
お気軽にお問い合わせ下さい。

なお、現在の募集クラスは「小6クラス」と「中1クラス」です。

2学期が始まります

9月から2学期が始まります。

益子中は9月11日・12日に、七井中は12日・13日に定期テストがあります。しっかりと準備をした上で、試験に臨んで欲しいと思います。

当塾では益子中生・七井中生を対象に、9月8日(日)に「定期テスト対策学習会」を実施します。
詳しくは塾生に配付した(配付する)別紙の案内をご覧下さい。

2学期もよろしくお願い致します。

中3生 充実した夏期講習会でした

8月28日に、中学3年生の夏期講習会が終わりました。
15日間、5教科・約40時間の授業を行いました。
仲間と励まし合いながら、全員が無事完走しました。
最終日に行ったアンケートでは、全員が「夏期講習会は役に立った」と回答してくれました。

以下、受講生の感想のいくつかを紹介します。

  • 夏期講習会の予定表をもらった時は「長いな」と思ったけれど、終わってみると短かった。苦手なところや忘れていたところをたくさん復習できて良かった。
  • 夏期講習会を受けて、自分の課題を見つけることができた。これからもっとたくさん勉強しなければならないと思った。
  • 夏期講習会では、私が苦手なところをたくさんやってもらえて良かった。難しいところも先生に分かりやすく解説してもらえて良かった。
  • (数学)難しい問題もたくさんやったけれど、先生に教わりながら、友達と協力しながら解くことができて楽しかった。今後は、より深い勉強を心がけたい。
  • 夏期講習会、楽しかったです!

夏期講習会のがんばりは自信になります。
それぞれの志望校に合格できるように、秋以降もさらにがんばってもらいます。

第125回 早見和真著『アルプス席の母』

早見和真著『アルプス席の母』(小学館)を読む。

早見さんの野球小説はおもしろい。
早見さん自身が高校野球の名門校(桐蔭学園高)の野球部出身(補欠)だったこともあり、物語の細部がとてもリアルなのだ。

高校野球の名門校の補欠選手の葛藤を描いたデビュー作『ひゃくはち』も最高におもしろかった。この映画は3回(劇場で1回、DVDで2回)見た。

『アルプス席の母』は、高校野球の名門校に進学した息子の母が主人公である。
主人公の秋山菜々子の視点で、名門野球部の保護者としての葛藤、母一人息子一人の親子関係、息子への思いなどが丁寧に描かれている。
物語の後半は、涙なくしては読めなかった。

最後の最後で気づいた。
主人公の息子秋山航太郎のモデル(の一人)は、プロ野球選手の秋山翔吾選手だと。

高校野球に関係する人はもちろん、野球に興味のない人にも読んでもらいたい一冊である。
絶対に「読んで良かった」と思うはずだ。

この作品は、いつか映画になると思う。

第124回 マイナ保険証の進め方に問題あり

以下は下野新聞(2024年7月21日)に掲載された拙文です。

マイナ保険証の関連情報共有を

先日、後期高齢者の母が、薬局の窓口で「12月からこれまでの保険証は使えなくなるので、次回からマイナ保険証を用意するように」と言われたそうだ。薬の入った袋には同様のメッセージが書かれていた。

マイナ保険証の安全性に疑問を感じている国民は多く、今年の5月時点での利用率はわずか7.73%だった。国はマイナ保険証促進のために217億円を計上し、マイナ保険証の利用者を増やした病院には最大で20万円、薬局には10万円の支援金を出すとしていた。それでも利用者が増えないため、先月、この金額をそれぞれ倍にすると発表した。

マイナ保険証を持たない人には、現行の保険証のように使える「資格確認書」が交付されることになっている。国や医療機関、薬局は、これらの情報も患者に積極的に伝えるべきだと思う。

第123回 国立公園にリゾートホテル?

以下は下野新聞(2024年8月10日)に掲載された拙文です。

環境破壊が進むホテル誘致計画

6月、時々参拝する寺院のあじさい祭りに初めて行った。山の上にあるその寺院は、通常は麓から車で5分程度で着くが、この日は1時間以上かかってしまった。地元や隣接県だけでなく、東北や関西のナンバーの車もたくさん見かけた。複数ある広い駐車場は混雑していて、車を停めるのも大変だった。

アジサイにあふれた境内は美しかったが、人が多すぎて、柔軟剤の臭いが漂い、空気が悪かった。人酔いして疲れてしまった。「観光公害」「オーバーツーリズム」を実感した。

政府は、日本人を訪れる外国人観光客を増やすため、さまざまな政策を進めようとしている。全国に35か所ある国立公園に高級リゾートホテルの誘致も計画しているという。これが実現すれば環境破壊が進んでしまうだろう。この計画は進めるべきではないと思う。

第122回 武田一義著『ペリリュー』

武田一義さんの作品に『ペリリュー 楽園のゲルニカ』(白泉社、全10巻)がある。
太平洋戦争末期のペリリュー島での激戦を描いたマンガだ。

ペリリュー島では、日米合わせて5万人の兵士が殺し合ったとされている。
マンガは優しい絵であるが、内容は凄惨だ。
日本軍の狂気が伝わってきて、読んでいて苦しくなる。

先日、書店をのぞいたら、このマンガの外伝『ペリリュー 外伝』が並んでいたので購入した。これから読もうと思う。

今年は戦後79年だ。
ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザの攻撃は続いている。
我が国を振り返れば、日本は戦争可能な方向へ進んでいる。

戦争は、家族や友人など、大切な人を失うことになる。
そう考えれば、誰だって絶対に嫌なはずだ。
国の指導者の威勢のよい言葉に騙されてはいけない。

広島と長崎に原爆が落とされ、敗戦を迎えたのが1945年の8月だ。
8月には、戦争と平和について考えたいと思う。

第121回 河﨑秋子著『愚か者の石』

河﨑秋子著『愚か者の石』(小学館)を読む。

河﨑の作品を読むのは直木賞受賞作の『ともぐい』に続き2冊目。
今回も力強い作品だった。

明治18年、自由民権運動に加わったことで国事犯とされた主人・瀬戸内巽は、徒刑13年の判決を受け、北海道の樺戸集治監に送られる。

収容所での過酷な日々、そしてさらに過酷な釧路集治監に送られ、硫黄採掘に従事させられる。

物語は、主人公と同房の山本大二郎、そして看守の中田を中心にまわっていく。
明治時代の裏側史を見るようで興味深かった。

また、ストーリーの終盤は、山本大二郎の秘密を探る謎解きとなっていて、最後まで一気に読むことができた。
そして、いろいろと考えさせられる作品だった。

明治時代を理想化する人も多いが、改めて、庶民にとって明治はちっとも良い時代ではないということを再確認した。

中3生 夏期講習会が始まります!

中3生は本日より夏期講習会が始まります。

「昼の部」「夜の部」合わせて15日間行います。
送迎が大変になりますが、どうぞよろしくお願い致します。
また、「昼の部」に自転車で来る場合は、事故に合わないように十分にお気をつけ下さい。

充実した夏期講習会にしたいと思います。
よろしくお願い致します。

保護者の皆様へ 三者面談会、お世話になりました

7月26日に、今年度第1回目の三者面談会を無事終えることができました。
お忙しい中、三者面談会にご出席いただきましてありがとうございました。

当塾は、塾生とのコミュニケーションはもちろん、保護者の皆様とのコミュニケーションをとても大切に考えております。
次回の三者面談会は10月に予定していますが、それ以前でもご相談ごとがあれば面談を行います。遠慮なくご連絡下さい。

8月は、中3生は夏期講習会を、小6~中2生は通常授業内で1学期の復習、前学年の復習(中2生)と2学期の予習を行ってゆきます。
塾生たちには当塾での学習を通して、「力をつける夏休み」「さらに飛躍する夏休み」にして欲しいと思います。

今後ともよろしくお願い申し上げます。