第14回 残念!

メジャーリーグ、パドレス傘下3A・エルパソを自由契約となっていた秋山翔吾選手(外野手)がNPBの広島に入団することが決まった。

日本球界に戻ってくると決まったとき、古巣の埼玉西武ライオンズに復帰すると思っていたし、そうなることを願っていた。多くの西武ファンも同じ思いだったと思う。
ソフトバンクと広島が獲得に乗り出したときも、「広島入団はないだろう」というのが大方の予想だった。
しかし、蓋を開けてみれば「広島入団決定」であった。

西武を含めた3球団と交渉し、あとは秋山選手本人の決断を待つだけとなってから、私は大きな期待と少しの不安を抱えながら過ごしていた。それでも、ファンを大切にする秋山選手のことだから、古巣のライオンズを選んでくれるだろうと思っていた。
また背番号55のレプリカユニフォームを着て応援に行ける、球場で秋山選手の登場曲「人にやさしく」を聞ける、応援歌を聞ける(そのうち、また歌える)、と思っていただけにショックは大きかった。

実は、秋山選手のライオンズ復帰が決まったら、「おかえりなさい、秋山翔吾選手!」というタイトルでブログを書こうと思っていたのだが、その計画は潰えてしまった。

もちろん、秋山選手の野球人生だ。ファンがとやかく言うことはできない。自分の選択した場所で大いにがんばってもらいたい。
でも、ファンとしては本当に残念、がっかりである。

こうなってくると、「生涯ライオンズ」を宣言してくれた栗山巧選手や中村剛也選手は、ファンとしては本当にありがたい存在である。
また、国内FA権を行使した上でライオンズに残留してくれた増田達至投手、十亀剣投手、岡田雅利捕手、国内FA権を取得予定であったところを4年の長期契約をしてライオンズに残ってくれた金子侑司選手などにも感謝である。

当塾の卒業生で現高3生のRくんもライオンズファンだが、彼は今回のことをどう感じているのだろうか? いろいろと話して傷をなめ合いたいところである。
R君、連絡を求む!

落ち込むのは今日だけにしよう。
秋山選手がいなくても、ライオンズは若手の外野手が育ってきている。
明日から気持ちを新たに、またライオンズを応援しよう。

アアア ライオンズ
ライオンズ ライオンズ
ミラクル元年 奇跡を呼んで
獅子よ吠えろよ 限りなく
ライオンズ
ウォウォウォ ライオンズ
ウォウォウォ ライオンズ
ライオンズ

中3夏期講習会生募集中

8月は、中学3年生が本格的に受験勉強を開始する時期です。
尚朋スクールの夏期講習会でしっかりと勉強して力をつけて下さい。
充実した夏休みを過ごしましょう!

尚朋スクールの夏期講習会

◎1・2年生の復習を中心に、3年1学期までの総復習を行います
◎授業は全40コマ、バランスのよい5教科指導を行います ※1コマ50分
◎受験に立ち向かう姿勢を身につけさせます
◎一人ひとりの弱点を把握し、弱点克服に努めます
◎2学期以降に、模試や実力テストなどで飛躍的に成績を伸ばす塾生がたくさんいます

  • 期間
    8月1日(月)~26日(金) 40コマ
  • 時間
    ①午後1:30~5:30(休み時間あり)
    ②午後7:00~10:00(休み時間あり)
  • 指導教科
    英語・数学・理科・社会・国語
  • 授業内容
    1年~3年1学期までの総復習
  • 受講料
    48,000円 (税込)

※受講料には教材費が含まれます。
※2学期以降も継続される場合は入塾金が半額となります。
※夏期講習会の実施時間は日によって違います。「昼の部」と「夜の部」の2つありますのでご注意下さい。
※県立高校の一日体験学習と各中学校の実力テストが実施される日を外して日程を組んでいます。

※募集:2名のみ(6月27日現在)

◎締め切り間近です。お早めにお申し込み下さい。

夏期講習会 受講生の声

◎当塾の夏期講習会を受講した塾生の感想を一部ご紹介します。
(夏期講習会終了後に行ったアンケートから)
  
◆「夏期講習会を受けていなかったら」と考えるとヒヤッとするほど、全教科が受講前よりもできるようになりました。英語と数学は苦手だったので特に効果がありました。問題の一つ一つを丁寧に教えてもらえたので良かったです。 (茂木高合格)

◆夏期講習会を受けて、自分の弱点を再確認でき、それを克服できた。1、2年の内容が意外とできていなくて、そこが見つかって良かった。講習会を受けたことで、全教科とも基本は大丈夫だと思うから、2学期はもっと難しい問題をたくさん解いていきたい。  (真岡高合格)

◆私は数学と社会が苦手だったのですが、夏期講習会を受けて理解できるようになった。英語も少し自信がついた。  (益子芳星高合格)

◆夏期講習会で、今までの総復習ができて良かった。これからは以前より自信を持って実力テストを受けられると思う。また、私の苦手な数学の応用問題や入試問題に挑戦できて良かったです。                            (真岡女子高合格)

◆私は中3から入塾したこともあり、英文法が得意ではなかった。しかし、夏期講習会を受けて1・2年生の英文法をしっかりと復習できたので苦手意識がなくなった。他の教科も総復習ができて良かった。講習会を受ける前は、勉強時間の多さに少し不安を感じたが、最後まで完走できた。夏期講習会を受けて本当に良かったと思う。   (茂木高合格)

◆夏期講習会では、苦手な古文をたくさんやってもらえて良かった。理科は分かりやすい図を描て説明してもらえたので理解が深まった。歴史は1つ1つの出来事の背景を詳しく教えてもらえたので分かりやすかった。塾に来るとやる気になり、とても楽しく勉強できた。                     (岩瀬日本大学高合格)

第13回 大きな宿題

以下はご本人の承諾を得た上で書く。

今年の5月某日。
Bさんからお手紙をいただいた。
Bさんとは約16年のおつき合いになる。

2006年の8月に、「八月の会」主催で、Bさんの朝鮮半島からの引き揚げ体験を真岡でお聞きする機会があった。私は当時小学2年生だった長男と一緒に参加したのだが、それ以来、年賀状や手紙の遣り取りが続いている。

「八月の会」の第一回目のイベントだった。
ネットで調べたところ、「八月の会」は今も続いているようで、現在は真岡市教育委員会共催、下野新聞社・真岡新聞社後援となっていた。

2006年当時、Bさんは73歳だったそうだが、とても若々しく、可愛らしい女性だと思った。

終戦を朝鮮半島で迎えたBさんは当時13歳だった。
ソ連は日ソ中立条約を破棄し、朝鮮半島に進攻した。
Bさんの母親は、13歳だったBさんの顔に墨を塗り、頭を丸め、女の子とわからないようにしたそうだ。ソ連の攻撃を受けながら、両親と叔父一家と逃げていた。その途中で天涯孤独となってしまった。
長崎出身のBさんは、縁あって真岡のBさん夫婦の養女になり、真岡の地で長年美容室を経営されていた。
現在は、Bさんのお弟子さんがこの美容室を引き継がれている。

2006年の夏、それまで語ったことのなかった辛い引き揚げ体験を、涙ながらに話して下さったBさんの姿は今でも忘れられない。

今年5月に頂いた手紙の中に、引き揚げ者の体験談などの書籍や資料などを私に受け取ってほしいと書いてあった。
予定を合わせて、真岡の喫茶店でお会いした。
Bさんは、お弟子さんの運転する車でお見えになった。
約16年ぶりの再会だった。

Bさんは89歳になったと言われていたが、とてもお元気そうに見えた。
約1時間、3人でいろいろなことを話した。
別れ際に、段ボール箱2箱分の書籍や資料、朝鮮半島の手作りの地図などを受け取った。

果たして、私のような者がこのような貴重な資料を受け取ってよいものかどうか、正直戸惑っている。
しかし、Bさんから託されたのだから、これらの資料を少しずつ読み進め、戦争体験を次の世代に伝えていかなければと思った。

Bさんは七夕の日に日本に戻って来られたと話していた。
今年の七夕は、もうすぐだ。

「夏の体験教室」受講生募集中(小6・中1・中2)

尚朋スクールでは夏休みに「夏の体験教室」を開講します。
8月の1か月間、尚朋スクールの授業・指導を体験していただけます。
料金は授業料のみ(1か月分)となります。

「夏休み中に1学期の復習をしっかりとやりたい」
「夏休み中に勉強する習慣をつけたい」
「夏休み中にこれまでの遅れを取り戻したい」
「夏休み中に大きく成長したい」
「夏休み中に尚朋スクールの授業を体験してみたい」

このような人は、是非、尚朋スクールの「夏の体験教室」を受講して下さい!

小学生
◆期 間 : 8月  
◆指導教科: 小学6年生   英語・算数 1教科または2教科
◆授業回数: 英語4回、算数4回
◆授業内容: 英語(基本の徹底・学習方法の指導)、算数(1学期の復習と2学期の予習)
◆指導時間: 午後6:00~7:20(休み時間あり)
◆講 師 : 専任講師
◆受講料 : 1教科  6,600円
       2教科 10,780円

中学1・2年生
◆期 間 : 8月  
◆指導教科: 英・数・理・社・国(5教科)
◆授業回数: 8回(文系教科4回、理系教科4回)
◆授業内容: 1学期の復習、2学期の予習
◆授業時間: 午後8:00~10:00(休み時間あり)
◆講 師 : 専任講師
◆受講料 : 15,070円

※中学1・2年生は、塾生と一緒に模試(下野模試・全国模試)を受けることができます。
希望者・受験料(3,900円)

第12回 五木寛之著『捨てない生きかた』を読む

五木寛之著『捨てない生きかた』(マガジンハウス新書)を読む。

「断捨離」とか「終活」と言われる時代である。そんな時代に、五木氏はあえて「捨てない生きかた」を提案する。

氏は、身の回りの愛着ある「ガラクタ」こそ「人生の宝物」であると言う。
このようなガラクタは依代(よりしろ)であり、生活にそれらの物があることにより、これまでの自分の人生の様々なことを思い出し、生きる元気が出てくると言う。
「人生百年時代は、モノを依代に生きる」ということらしい。
ただし、すべての人が自分のようにすべきだというのではなく、こんな生き方があってもいいのではないかと提案しているのだ。

私も、五木氏の意見に一票である。
そして、この本を読んで、ずいぶん前にラジオで耳にした以下のエピソードを思い出した。

ある高齢の女性が、引っ越しを機に「終活」しようと思い立ち、さまざまな物を処分しようと片付けを始めた。とりあえず処分すべき物を段ボール箱に詰め込んだ。
そして、新しい家に住み始めたところ、急に元気がなくなってしまった。
息子さん夫婦が心配し、いろいろと考えた末に、段ボール箱から本や物を取り出し、その女性の部屋に並べたり置いたりした。
すると、それまで気分が沈みがちだった女性は、みるみる元気になり、以前のように戻ったそうなのである。

「捨てない生きかた」もなかなかいいものだ。
ただし、何でもかんでも捨てずにとっておくと、ゴミ屋敷になってしまう。
残しておくべきものと処分すべきものの取捨選択が難しいところである。

積極的に自習室を利用して下さい

益子中・七井中・市貝中の期末テストまで、あと1週間となりました。
現在、尚朋スクールでは期末テストに向けて自習室を開放しています。
授業のない日も塾に来て、自習室でがんばっている塾生もいます。

昨日は2年生が数名来てがんばっていました。
ある塾生は、数学の「等式の変形」を質問してコツを得たようです。また別の塾生は、苦手な社会の勉強を講師と一緒にがんばってみました。集中して黙々と自分の課題に向き合っていた塾生もいました。

自己管理ができて、家でもちゃんと勉強できる人は問題ありません。
家では怠けてしまって勉強できない人は、積極的に自習室を利用して下さい。
自習室に来て勉強しているうちに、「勉強できる体」に変化していきます。

さあ、期末テストに向けてがんばりましょう!

※座席に限りがあります。自習室を利用したい場合は必ず連絡して下さい。
連絡先 → 塾長のLINE、理系講師のLINE、塾の電話(留守番電話可)

期末テストに向けて、ガンバレ!

田野中学校の塾生のみなさん、期末テストおつかれさまでした。
テストは受け終わったあとが重要です。答案が返ってきたら、しっかりと復習しておきましょう。

先週から今週にかけて学校のワークの進み具合を確認しましたが、個人差がありました。
一周目がほぼ終わっている塾生もいる一方で、まだ少ししか手をつけていない人もいました。

やはり、すでに一周目を終えている塾生は普段から成績も良いです。
そして、苦手な教科のワークはまったく手をつけていないという人もいました。そのような人は、できるだけ早く一周目を終わらせて下さい。

ワークは「ただやった」というだけではダメです。できなかったところはできるまで繰り返す必要があります。これからできなかったところを中心に、ワークを2周、3周とやって下さい。

昨日、七井中の塾生が範囲表を持ってきてくれました。これで、茂木中、益子中、市貝中、七井中すべての学校で期末テストの範囲表が出そろいました。
あとはやるだけです。
眼の前の課題から逃げることなく、しっかりと取り組んで下さい。
塾生のみなさんの健闘をお祈りします。

僕が言ってやる
でっかい声で言ってやる
ガンバレって言ってやる
聞こえるかい ガンバレ!

第25期生の感想

◆塾通信「Step  By  Step」の「合格特集号」から、今春尚朋スクールを卒業した第25期生たちの感想をいくつかご紹介します。

  • 尚朋スクールに通ってから、学習するのが楽しくなり、自信が持てるようになった。
    先生方の分かりやすい授業で、定期テストで良い結果を残すことができた。
    尚朋スクールに通って本当に良かったと思う。今まで本当にお世話になりました!(茂木高)
  • 今までありがとうございました! 分からない問題について、いつも丁寧に教えて下さったので、解ける問題がたくさん増えました。3年間、お世話になりました。(茂木高)

  • 4年間お世話になりました。尚朋スクールに通ったおかげで勉強が好きになりました。
    また、苦手だった数学が得意になりました。本当にありがとうございました。(茂木高)

  • 自習室で勉強しているとき、分からないところを理解できるまで教えてくださってありがとうございました。(岩瀬日本大学高)

  • お二人の授業はとても分かりやすく、入試直前の対策プリントは大きな助けになりました。                      (茂木高)

  • 小6から約4年間、本当にお世話になりました。僕の機嫌が悪いときも塾長はいつも変わらず接してくれて、本当に良い人だと何度も思いました。真砂子先生は、優しい雰囲気でみんなに接していらっしゃって、自分もリラックスすることができました。尚朋スクールで学ぶことができて本当に幸せだなと思いました。本当にありがとうございました。                  (真岡高)

  • 分からない所を丁寧に教えてもらったり、精神面でもいろいろと支えてくださったりしてありがとうございました。(宇都宮清陵高)

  • 先生方の言葉で自信がつきました。本当にありがとうございました。(茂木高)

  • 先生たちのおかげで、点数を上げることができたり、志望校に合格したりすることができました。感謝しきれないほど感謝しています。短い間でしたが、本当にありがとうございました。(茂木高・特色)

第11回 多くの人に「香害」について知ってほしい

6月5日の毎日新聞に、ある意見広告が載った。朝日新聞にも同じものが掲載されたらしい。
私が日頃使用している石鹸の会社「シャボン玉石けん」が打ったものだ。
以下、全文を掲載する。

日本に新しい公害が生まれています。その名は「香害(こうがい)
柔軟剤や、洗剤の人工的で過剰な香りに苦しんでいる人が増えています。
香りに含まれる化学物質が、めまいや吐き気、思考力の低下を引き起こす化学物質過敏症の原因の一つになるのです。
中には、友人や同僚の服についた香りにより、学校や職場にいけなくなるといった、深刻な問題を訴える人もいます。
当社が行ったインターネット調査において、「人工的な香りをかいで、頭痛・めまい・吐き気などの体調不良を起こしたことがある」
と答えた人がなんと5割を超えていました。
もはや、社会問題といってもいい割合ではないでしょうか。
また、人工的な香料をさらに長続きさせることを目的とし、マイクロカプセルが使われていることがあります。
プラスチックのマイクロカプセルは、人だけでなく、環境への影響も疑問視されています。
誰かの健康を奪っているかもしれない、過剰な香料や添加物、不自然に長続きする香りを、生活者は本当にのぞんでいるのでしょうか。
シャボン玉石けんは、世の中に問いたい。


(下線引用者)

2022年6月5日 毎日新聞

私は、2001年の春に化学物質過敏症になった。
化学物質過敏症患者のベテランである。
あれから21年も経つのかと思うと感慨深いものがある。
今ではいろいろと気をつけながら普通に生活できている。けれど、発症してからの5年間は生きた心地がしなかった。毎日が地獄だった。
当時は「化学物質過敏症」という病気もあまり知られていなかったため、不快な思いも数え切れないほどした。
ある医者には「頭がおかしいとしか思えない。違う病気を疑った方がいい」と言われた。
その他、腹の立つこともたくさんあった。それはいちいち書くことはしないけれど。

あれから21年、さすがに今では「化学物質過敏症」という病気も知られるようになった。
しかしテレビをつけると、化学物質過敏症の私にとっては「毒」となる商品のCMが、相変わらず頻繁に流れてくる。
そして、多くの人がそれらを良いものとして購入し、使用している。
普通の人が、これらの商品の問題点を知る機会はほとんどない。「日常的に使っていたら、みんな病気になってしまうよなあ」といつも思う。

この意見広告には、「香害・化学物質過敏症」啓発講演会のお知らせも載っていた。
7月16日(土)に、リアルとオンラインライブ配信のハイブリッド式で実施するそうだ。
第2部の専門家講演の講師は、なんと以前の私の主治医だった坂部貢先生だった!

私は化学物質過敏症を発症して約5年間、北里研究所病院に通い、坂部先生に検査と生活指導をしていただいていたのだ。坂部先生には大変お世話になった。
意見広告によると、坂部先生の現在の所属は「千葉大学予防医学センター特任教授/ 日本臨床環境医学会理事長」だそうである。

「香害」について、是非、多くの人に知ってほしい。
それが自分と家族の健康を守ることになると思うからだ。