3月27日(月)に尚朋スクールの新年度が始まった。
3月20日(月)に合格祝賀会を開き、その週は授業はなかったのだが、毎年この期間に新年度の準備、新入生の面談、在籍生の面談(希望者)などを行っている。
そのため、授業がないとはいえ、のんびりはしていられない。
新年度が始まり、塾生に教材やプリントなどを渡し、一週間の授業が終わって、ちょっと安心。
やっと一息できるのはゴールデンウィーク前後である。
今年の新年度初日も大忙しの一日だった。
この日は新中学1年生の数学・理科の授業のみなので私自身は授業はなかったが、いろいろあった一日だった。
授業前に、今春、無事志望校に合格した塾生と保護者様が挨拶にお見えになった。
直前期は心身を削ってがんばった子で、相当なプレッシャーを感じつつ受験勉強に取り組んでいた。
そんな彼女は、努力が実って無事志望校に合格した。本当に良かった。
ご本人もお母様も安心し、とてもうれしそうだった。
素敵なコーヒーカップと桜生八ツ橋、ありがとうございました。
塾の問い合わせが2件あり、うち1件はその日に面談を行うことになった。
当塾では、入塾時の面談をとても大切に考えている。
本人の現在の学力、性格、これまでの学習方法、生活面などをお聞きする。
その上で、当塾の指導方針、指導内容を説明するので、1件につき1時間以上かかる。
即入塾の場合は、さらに学習方法や手続きの話もするので、さらに時間がかかる。
学習塾を選ぶ、選んでいただくということに関しては、何よりもコミュニケーションが大切だと考えている。
当塾の卒業生(第26期生・新高1生)からLINEがあった。
野球部だった子で、小6の秋から入塾し、約3年半、文武両道でがんばった子だ。
彼は特色選抜で真岡高校に進学したのだが、なんと、春の大会でベンチ入りが決まったということだ。
これは本当にすごいこと。本人もとてもうれしそうだった。
もともと真岡高校の初戦は観戦する予定だったから、その旨を伝えておいた。
試合に出るかどうか分からないが、与えられた立場でチームに貢献して欲しい。
現在、当塾の高校球児は新高1生を含めて3校に5人。
今年も、都合がつけば現地に応援に行きたいと思っている。
当塾の卒業生(第23期生)から電話があった。
今春高校を卒業し、上京し4月から大学生になる子だ。
上京前に挨拶に来たいということだったので、急きょ授業終了後に会うことになった。
本人、お母さん、我々講師の4人で、1時間以上、高校時代の話や今後のこと、将来の夢、私の大学時代の話などをした。
彼女は社会問題に興味に持っていて、社会に貢献できるように勉強したいと話していた。
しっかりとした考えを持っていて、本当に立派だと思った。
高校時代は勉強が大変だったようだ。
しかし、挫けそうになったときは、中学時代の「宿題ノート」に書かれた私たち講師のコメント読み返し、自分を奮い立たせてがんばったそうである。
「先生たちのおかげで高校でもがんばれた」と言ってくれたが、「こちらこそ、ありがとう」という気持ちでいっぱいだ。
東京という広い舞台で視野を広げ、存分に活躍して欲しいと思う。
彼女の進学する大学は私の母校なので、「入学式前までに、ちゃんと校歌を覚えておきな」というどうでもよいアドバイスをしておいた。
2023年度の初日は、こんな一日だった。
交感神経が優位に立ちすぎた一日だったが、ありがたい悲鳴である。
塾生のみなさん、保護者のみなさん、新年度もよろしくお願い申し上げます!