栃木県内の小中学校は昨日から夏休みだ。
当塾は昨日までが1学期の通常授業だった。24日から28日は授業は休みで、31日から夏休みの授業開始となる。
一週間授業はないが、この間に、三者面談会や新入生の面談などもある。また、中3生の夏期講習会をはじめとした授業の準備もあるので、なかなか忙しい。
夏休み、小中学生にとっては約40日間の休みとなる。
やるべき勉強はしっかりとやりつつ、是非、楽しく過ごしてほしい。
夏祭り、花火大会、盆踊りなど、夏のイベントはたくさんある。
家族で海や山へ出かけたり、旅行したりする人もいるだろう。
ここ数年は制限の多い夏休みだったが、今年はコロナ禍以前の夏休みに戻った。自身の体調に気をつけて、夏休みを満喫してほしい。
小中学生のみなさんには、もちろん高校生も、是非、読書をしてほしい。
「〇年生の夏休みに『○○』を読んだ」というのは、大人になっても覚えているもの。
この夏休みに、すばらしい本と出会ってほしい。
本に関して雑食の私は、ジャンルを問わず、さまざまな本やマンガを同時に十数冊読み進めている。
その中でも、今夢中なのは、宇都宮東高出身の門井慶喜さんの『自由は死せず』(双葉文庫)と水島新司さんの野球マンガ『ドカベン』(秋田文庫)の2作品だ。
前者は、板垣退助が主人公の歴史小説。今日ちょうど上巻を読み終えたところ。
後者は、言わずとしれた名作で、何回目かの再読となる。文庫版で31巻あって、現在は3巻を読んでいる。
主人公の山田太郎と相棒の岩鬼正美は、まだ鷹丘中で柔道をやっている。
今年の夏休みは、この2作品と暑い夏を熱く過ごすつもりだ。
さて、2023年の夏休みに、みなさんはどんな本と共に過ごすのだろうか?
塾生や卒業生のみなさん、よかったら読んだ本の感想を聞かせて下さい。
読み返す漱石「こころ」夏休み