10月7日(土)、谷中界隈を散策してきた。
第1回谷中川柳大会に応募するため、実際に谷中を散策してきたのだ。
東京の台東区にある谷中は、江戸や昭和の雰囲気が残っている場所である。
JR日暮里駅を下車。
谷中は「猫の街」と言われるだけあって、「日暮里駅」の文字盤には猫の耳、足跡、尻尾がある。
谷中銀座には猫の置物がたくさんあった。
また、この辺は俳句の句碑がたくさんあるようで、日暮里駅のすぐ近くの本行寺には、種田山頭火の句碑があり、それを見ることができたのは収穫だった。
今回一番行きたかったところが、「夕やけだんだん」。
日暮里駅の西口を出て御殿坂を上がっていくとある。
実際にこの場所に立つと、世界中から人が集まってくるのがわかる。
本当にすばらしい風景だ。
外国人観光客が多かった。
中国語、韓国語、英語など、さまざまな言語が飛び交っていた。
にぎやかな谷中銀座を通り、少し静かな「よみせ通り」を歩く。
延命地蔵尊があり、お年寄りが参拝していた。
私も参拝する。
日暮里駅に戻るため来た道を歩き、途中左に曲がると「岡倉天心記念公園」があった。
公園のあちこちに「六角型」の物があっておもしろかった。
これは茨城県の五浦海岸にある天心の六角堂にちなんだものだそうだ。
谷中散策の最後に、駅のすぐ近くにある谷中霊園に入る。
雑司ヶ谷霊園のようなものを想像していたが、ちょっと違っていた。
山手線に乗って上野へ行き、歩いて鈴本演芸場へ行く。
特別企画公演「秋の夜長の文菊十撰」(古今亭文菊師匠)だったため、幕見券で入場。
中入り後の午後7時から入場。
そのため、入場券3000円が2000円に。
四半世紀ぶりの寄席。
やはり、生の落語はいいものだ。
この日の文菊師匠の演目は「猫の災難」。
酔っ払いの演技がお見事。
約半日間、江戸情緒、昭和情緒を堪能した。 最高の気分転換ができた。
さあ、連休明けから仕事をがんばろう!