3月16日(土)に、埼玉西武ライオンズの本拠地ベルーナドームで「LEGEND GAME 2024」が開催された。
ライオンズ初のOB戦である。
チケットは発売されると即完売、当日は「満員御礼」だった。
ライオンズのOBたちが、ホームユニフォームを着た「チームLIONS」(東尾修監督)とビジターユニフォームを着た「チームSEIBU」(田淵幸一監督)に分かれての試合(7回まで)を行った。
工藤公康、郭泰源、伊東勤、秋山幸二、デストラーデをはじめとしたレジェンドたちが重い体に鞭打ってプレーした。
場内実況は文化放送の斉藤一美アナ、場内アナウンスはライオンズの黄金期を支えた田邉未知代さんだった。
たくさんのファンの前で、レジェンドたちが楽しみながら一生懸命にプレーしてくれた。
スタジアムが、ライオンズOBとファンが一つになった感動的な時間だった。
すばらしいプレーはたくさんあったが、とくに土井正博さん(80歳)のライトゴロ(実質ライト前ヒット)とエルネスト・メヒアのレフトスタンドへのホームランが印象に残った。
サプライズとして、ビデオメッセージで松井稼頭央監督から今シーズンの開幕投手が発表された。
作新学院出身の今井達也投手である。
試合中、過去のライオンズの試合を思い出しつつ、何度涙を流しそうになったことか。
夢のような時間を過ごすことができた一日だった。