第101回 「真打ち競演」公開収録

5月12日、芳賀町民会館で行われたNHKラジオ「真打ち競演」公開収録に行ってきた。
学生時代のE君からお誘いがあったのだ。

E君は大学時代の同級生だ。
私たちは同じ史学科の学生で、E君は東洋史学専攻、私は国史学(日本史学)専攻だった。

E君は、子供の頃からの大の演芸好きだ。
大学1年生の時、E君は私が落語に興味があるということを知り、寄席(吉池土曜落語会)に連れていってくれた。
それ以降、E君とは学生時代に何度も一緒に寄席に行った。また、私は一人でも寄席に通うようになった。
E君は、私に落語の楽しさを教えてくれた恩人なのである。

今回、E君の紹介で「真打ち競演」公開収録に応募したのだが私は落選した。残念だなと思っていたところ、E君から連絡があった。
E君は当選して、私を誘ってくれたのだ。

当選の確率は約3割だそうである。
彼は東京から電車とLRTとバスを乗り継いで芳賀町民会館にやって来た。

E君と直接会うのは何十年ぶりだろうか?
お互いに「歳をとったね」と笑いつつ、会場に入る。

当日は放送2回分を収録した。
いつも2回分収録するらしい。

1本目(6月1日放送)の出演者は、コント山口君と竹田君、ぴろき(ウクレレ漫談)、春風亭一之輔の各氏。
一之輔師匠の落語は「天狗裁き」。

2本目(6月8日放送)の出演者は、弁財亭和泉、三拍子(漫才)、柳亭市馬の各氏。
市馬師匠の落語は「片棒」。

それぞれの持ち時間はたっぷりあり、中身の濃い芸だった。
正直なところ、1本目だけでも大満足だった。

E君とはせっかくの再会だったので、食事をしながらゆっくりと話をしたかったのだが、私は仕事(授業)があったので、収録後は急いで会場をあとにした。

一日たった後も、余韻に浸っている。
E君、お誘いいただき、ありがとうございました!

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