当塾では、「香害」や「日用品公害」について積極的に発信しています。
お子さんとご自身の健康を守るために、少しでも多くの方に「香害」「日用品公害」などの問題を知ってほしいです。
香り長持ちの柔軟剤だけでなく、抗菌剤入り洗剤や抗菌消臭スプレーも人体に悪影響を及ぼします。記憶力や集中力を低下させるため、学力面でも関係してきます。
以下は、今年、東京新聞と下野新聞に掲載された拙文です。
◆国が「香害」規制して!
東京新聞 2024年3月27日掲載
合成洗剤、柔軟仕上げ剤などに含まれる合成香料のにおいによって体調を崩す人が増えている。交流サイト(SNS)上では、これらの製品が原因で体調を崩してしまった人たち、化学物質過敏症になってしまった人たちがその苦しみを訴えている。
私は経営している学習塾で、約1年前から「香害」や「日用品公害」について、保護者や子どもたちに積極的に発信している。この問題に対して積極的に取り組んでいる自治体もある。先日の国会では、高橋千鶴子衆議院議員が取り上げてくださった。
多くの人に「香害」「日用品公害」を知ってほしい。国は健康被害をもたらすこれらの製品を今すぐ規制すべきだ。そして、洗剤メーカーには被害者の声を真摯に受け止めてほしい。
◆洗剤成分で被害「香害」の認識を
下野新聞 2024年4月9日掲載
4月9日付の本紙にマイクロプラスチック(MP)についての記事があった。MPというと包装容器や衣料品の細かくなった物を思い浮かべる人が多いが、MPは香り長持ちの柔軟剤にも使用されている。
柔軟剤や抗菌剤入り洗剤、抗菌消臭スプレーで体調を崩している人が増えている。化学物質過敏症を発症してしまう人も多い。周囲の人が利用する柔軟剤や洗剤で体調を崩してしまうため、学校や会社に行けない、仕事を辞めなければならない人も少なくない。これらの問題は「香害」や「日用品公害」と言われ、SNS上で被害を訴えている人がたくさんいる。
佐久市や宝塚市のように、この問題に対して積極的な対策をとっている自治体もあるが、全国的に見れば少数だ。是非、多くの方に「香害」や「日用品公害」などの問題について知って欲しいと思う。