今年の大河ドラマ「光る君へ」は15日に終わった。
舞台は大河では珍しい平安時代、主人公は紫式部(吉高由里子)だった。
物語は途中、弛緩したような気もしたが、最後まで完走することができた。
さて、2025年の大河ドラマは、江戸中期のプロデューサー、蔦屋重三郎(1750~1797)である。
大河ドラマで、この時代の、しかも文化を扱うことは初めてなのではないか?
江戸文化、江戸時代の文化史に興味がある私としては、非常にうれしいのである。
大河ドラマ「べらぼう」をさらに深く楽しむために、現在、予習中だ。
最初に読んだのが、伊藤賀一著『これ一冊でわかる! 蔦屋重三郎と江戸文化』(
Gakken)。
蔦屋重三郎や浮世絵、江戸の出版文化に関する本をたくさん読みたいと思う。