6月24日ごろから発生していたメールシステムの障害は復旧しました。
現在はお問い合わせシステムを含め、通常通りお使いいただけます。
ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。
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新堂冬樹著『直木賞を取らなかった男』(光文社)を読む。
新堂冬樹さんの作品は書店で何度も見かけるが、これまで読んだことはなかった。
今回、初めて読んだ。
これは自伝的な作品らしい。
新人作家の日向誠は、編集者の磯川諒介の強いすすめで、あえて直木賞をあきらめ、売れる作家への道を選択する。
ここから、売れっ子作家としての人生が始まる。
「直木賞を取れなかった男」ではなく、自らの意志で「直木賞を取らなかった男」になった日向。
長年にわたる日向と磯川の友情が美しい。 ラストまでぐいぐい読ませる作品だった。
6月14日(土)、ベルーナドームで行われた「埼玉西武ライオンズ対中日ドラゴンズ」の試合を観戦した。
東京に住む大学生の次男とJR新秋津駅で待ち合わせをして、久しぶりに親子で観戦した。
次男が中日ファンということもあり、ビジターファンが多い一塁側の内野席に座った。
ビジターファンが多い一塁側といっても、普段は西武ファンもたくさんいるのだが、この日は違っていた。
観客のほとんどが中日ファンなのである。
ドラゴンズファンは、ユニフォームに竜や言葉を刺繍している人の割合が高く、なかなかすごいのである。
正直、ちょっと恐い? 竜だし?
実は、そんなドラファンを見るのも楽しい。
ドラゴンズの本拠地バンテリンドームで試合を観戦したことのある次男の話では、ユニフォームに刺繍をしている人の割合は関東のファンが多いそうだ。
しかも、関東のドラファンが圧倒的に「熱い」のだそうだ。
中日の試合はこれまでたくさん現地で観戦したが、今でも忘れられないドラファンが何人もいる。
この日も、これからも忘れないだろうと思うドラファンを見た。
生観戦の楽しみの一つである。
試合は2-1で西武の勝利。
締まった良い試合だった。
チケットは「完売」だったようである。
本当に楽しい一日となるはずだった。
次男が財布を落とさなければ。
「リンボウ先生」こと林望先生の『節約を楽しむ』(朝日新聞社)を読む。
私は学生時代に、林先生の『イギリスはおいしい』(平凡社)を読んだ。
それ以降、すべてではないが、林先生の作品を読んできた。
その林先生は、もう76歳だそうだ。
実に感慨深い。
『節約を楽しむ』は、林先生が考える「お金の使い方」「節約術」についての本だ。
「筋金入りのへそ曲がり」の林先生の考え方に共感した。
私も、林先生と似たような考え方で生きている。
さて、この本が若い人たちに受け入れられるかどうかはわからないが、ぜひ二十代・三十代の若い人たちに読んでほしい。
社会人の長男と大学生の次男に紹介しようと思う。
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以下は東京新聞(2025年5月24日)に掲載された拙文です。
「ずっと電子辞書とともに」(5日発言欄)を読んで、「上には上があるものだ」と思った。
私は新聞や雑誌が好きで、東京新聞と地元紙の2紙を、さらに週刊誌1誌を購読している。また、図書館で購読紙以外の全国紙に、購読誌以外の週刊誌や月刊誌に目を通すようにしている。大きな出来事があった時は、図書館で新聞各紙を読み比べることもある。この時代、自分はそれなりに読んでいる方かと思っていた。
しかし投稿者は、元日と憲法記念日、8月15日には新聞7紙を入手し、吟味しているという。とてもかなわないと脱帽した。年齢も住む場所も違うが「東京新聞の読者」という共通点がある。私も見習って、さらに日々精進していきたいと思う。
6月15日(日)に、益子中生・田野中生対象の「テスト対策学習会」を行いました。
定期テストに向けて、復習テストと復習を中心に約3時間の学習を行いました。
現在、定期テストに向けて自習室を開放しています。
自習室の開放日時は「テスト対策学習会」の案内をご覧ください。
定期テストまであとわずかです。
塾生のみなさん、がんばりましょう!
東京やなぎ句会編『友ありてこそ、五・七・五』(岩波書店)を読む。
東京やなぎ句会は、作家や俳優、落語家たちによる、とても有名な句会である。
入船亭扇橋(俳号・光石)が宗匠、永六輔(俳号・六丁目)、小沢昭一(俳号・変哲)、柳家小三治(俳号・土茶)など、有名な方々の素人句会だ。
この本は、「東京やなぎ句会」として3冊目の本だそうだ。
『友ありてこそ、五・七・五』からは、とても楽しい雰囲気が伝わってくる。
この本が出版されたのは2013年、メンバーのほとんどの方が鬼籍に入られて、現在は「東京やなぎ句会」自体はなくなってしまったそうだ。
句会や歌会は本当に楽しい。
私は、句会と歌会の両方に参加しているが、毎回、仲間から多くの刺激を受けている。
句会(年4回)は約15名、歌会(奇数月)は8名でやっている。
今の句会には、かなり昔の当塾の卒業生のお母様が参加されている。
会場で再会した時は、本当に驚いた。
7月に歌会がある。
今から楽しみにしている。
佐川恭一著『学歴狂の詩』(集英社)を読む。
私は、佐川恭一という作家は知らなかった。
この本は小説ではない。
ノンフィクションである。
帯の後ろ側には、森見登美彦さんの紹介文がある。
「受験生も、かつて受験生だった人も、みんなが読むべき異形の青春記。」
学歴にとらわれ、不惑になってもその傷が癒えない作者が、自分の思いを、そして、これまで接してきた友人たちへの愛を熱く語っている。
「学歴教」というものにとらわれてしまうと、そこから脱会するのがいかに大変か、いかに人生を狂わせてしまうのかが分かる本。
受験生は、とくに大学を目指す高校生は、学歴にとらわれがちである。
モチベーションを上げるためには大切でもあるのだが、それも行き過ぎると毒になる。
人生が狂ってしまう人もいるのだ。
このことは、大人が子どもたちに教えておくべきである。
これは、作者も本書で強調していた。
『学歴狂の詩』、本当におもしろい「異形の青春記」だった。
6月3日に、長嶋茂雄さんがお亡くなりになられた。
89歳、日本の戦後を代表するスーパースターだった。
6日の東京新聞は、20ページ中6ページで長嶋さんの訃報や偉業を伝えていた。
1面でも大きく扱い、コラム「洗筆」や社説でも取り上げていた。
長嶋さんは、「記録よりも記憶に残る選手」と言われていたが、残念ながら私は監督としての長嶋さんしか知らない。
それでも、長嶋さん関連の本はたくさん読んだので、そのすごさは感じていた。
写真はその一部。
監督としても華がある方で、選手よりも長嶋さんの方が目立っていた。
長年にわたり日本を明るくされた方である。
「ミスタープロ野球」の長嶋さんのご冥福をお祈りいたします。