保阪正康著『軍国主義という病がひそむ国』(東京新聞)を読む。

この本は、東京新聞が2021年から24年の毎年8月に主催したオンライン講演会がもとになっているそうだ。
講演会がもとになっているだけに読みやすく、知ること、学ぶことが多い一冊だった。
今回の参院選では、「核武装が安上がり」とか「核兵器を保有すべきだ」などという政党が躍進した。
今の日本の政治を見ていると、とても危険だと思う。
今年は戦後80年。
戦争経験者が少なくなった今こそ、「平和国家日本」の進むべき道を真剣に考えるべきだと思う。
今日は「原爆忌」「広島忌」である。
水飲みて鳩と目の合う原爆忌 鈴木三光子