第219回 立川キウイ著『談志のはなし』

立川キウイ著『談志のはなし』(新潮新書)を読む。

立川キウイさんは立川談志師匠のお弟子さん。
前座生活16年半、破門3回。
著書『万年前座』(新潮社)で認められ、真打に昇進したという異色の噺家さんだ。

この本、キウイさんから見た「普段の談志」が詳しく書かれている。
感動的なエピソードもたくさんある。
キウイさんの人生観なども垣間見られるところもいい。

そして一番の魅力は、談志師匠の発した言葉がたくさん書かれていることだ。
いくつか例をあげてみる。

人生は死ぬまでのヒマつぶし

やる奴は止めてもやる。やらない奴はいくら言ってもやらない

人生はどうせツマンナイだろうが、死ぬまで生きてりゃ充分だ

人生成り行き

人間そこそこ普通に生きてりゃ十分。欲を出したらキリがない

この本、談志語録という側面もあるのだ。

すばらしい本を書いてくれたキウイさんに心から感謝したい。

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