第194回 鈴木俊貴著『僕には鳥の言葉がわかる』

鈴木俊貴著『僕には鳥の言葉がわかる』(小学館)を読む。
新聞や書評で紹介されていて、ずっと読みたいと思っていた本だ。

三度の飯よりもシジュウカラが好きな鈴木さんは、学生時代からシジュウカラの観察と研究を始める。
そして、シジュウカラが会話していること、しかも文法能力まであるということを発見するのだ。

どんな観察や実験をしたのか、読者は鈴木さんと一緒に体験できる。
文章は読みやすく、かわいらしいイラストもついている。

最初から最後まで、わくわくしながら読むことができた。
そして、読み終えて幸せな気分になれた。

大人はもちろん、中高校生にもオススメの一冊だ。

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