田野中生の2学期期末テスト(定期テスト)は12月12日と13日です。
田野中生を対象に、12月8日(日)に「期末テスト対策学習会」を実施します。
詳しくは、配付した案内を見て下さい。
自習室も開放しています。
積極的に利用して下さい。
今年最後の定期テストです。
今までで一番良い順位をとれるように、がんばりましょう!
田野中生の2学期期末テスト(定期テスト)は12月12日と13日です。
田野中生を対象に、12月8日(日)に「期末テスト対策学習会」を実施します。
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自習室も開放しています。
積極的に利用して下さい。
今年最後の定期テストです。
今までで一番良い順位をとれるように、がんばりましょう!
池井戸潤さんの『俺たちの箱根駅伝 上巻』(文藝春秋)を読む。

池井戸さんの小説やドラマは本当におもしろい。
複雑な人間関係、複数のストーリーが同時に進んでいくなど、読者や視聴者を最後まで飽きさせないのだ。
そして、最後には読者や視聴者を幸せな気持ちにしてくれる。
池井戸さんの小説は娯楽作品の王道をいくのだ。
たくさんの作品がテレビドラマ化されるのも当然である。
『俺たちの箱根駅伝』も、関東学生連合チームの監督や仲間たちとの葛藤、箱根駅伝を放送するテレビ局の複雑な人間関係が同時進行し、そして2つの物語が交錯し、展開していく。
主要な登場人物の前に次から次へと困難が立ちはだかる。
彼らは困難の一つ一つを乗り越え、成長していく。
わくわくする群像劇だ。
実際の箱根駅伝まで1か月を切ったこの時期に、『俺たちの箱根駅伝』を読むことができて幸せである。
さあ、これから下巻を読もう。
以下は下野新聞(2024年11月23日)に掲載された拙文です。

昭和の懐かしい展示にわくわく
先日、茂木町の「もてぎ昭和館」へ行ってきた。6日付の本紙ピニオン欄に、茂木町地域おこし協力隊員の荒木修さんのインタビュー記事があり、興味を持ったのだ。
建物横の外壁には、昔懐かしいホーロー看板が10枚ほど貼りつけられていて、それを見ただけでもわくわくした。建物の入口や室内には、たくさんの昭和グッズが並べられ、貼りつけられ、飾られていた。たばこ屋、たばこの自動販売機、赤い公衆電話やダイヤル式の黒電話、昔のレコード、人形、木箱に入った清涼飲料水やラムネなど、よくこれだけ集めたものだと感心した。荒木さんもいらっしゃって、収集の裏話や今後の計画などもお聞きした。
昭和を生きてきた人間には懐かしく、昭和を知らない若者や子どもたちには新鮮な空間だろう。ぜひ、多くの方に訪れて欲しいと思う。

先日の歌会の時に、同じ短歌結社の大先輩Mさんが一冊の歌集を貸して下さった。

『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』(左右社)である。
歌集のタイトル自体が短歌なのだ。
おもしろかった。
とくに気に入った歌を53首筆写した。
その中かから、さらに選んだ歌が以下の5首だ。
こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう(P7)
なにごとも向き不向きってものがあり不向き不向きな人間もいる(P14)
野茂がもし世界のNOMOになろうとも君や私の手柄ではない(P30)
しなくてはならないことの一覧をつくっただけで終わる休日(P184)
殺さずに生きてこられてよかったな だれかのことも 自分のことも(P353)
歌集のほとんどは自費出版なのだが、枡野さんの歌集やエッセイ集などは商業出版だ(と思う)。これは本当にすごいこと。
実際に、お金を出しても読んでみたいと思う本なのだ。
現在は芸人もされているらしい。
歌人の枠をはみ出したその生き方は、以下の一首にあらわれている。
切り売りというよりむしろ人生のまるごと売りをしているつもり(P230)
「すごいなぁ」と感心するばかりなのである。
三宅香帆著『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)を読む。

今年の4月に出版されて、かなり話題になっている本である。
「まあ、確かにそうだよね」という感想。
「最終章『全身全霊』をやめませんか」がとくに印象に残った。
日本人には、そしてアメリカ人にも、「燃え尽きることがすばらしいこと」という価値観がある。
著者は、仕事、高校野球、箱根駅伝、情熱大陸などを例に挙げる。(P250)
そして、燃え尽き症候群、バーンアウトの行き着く先は鬱病に至ると言う。
確かにそうなのかもしれない。
ではどうすればよいのか?
著者は、「働きながら本を読める社会をつくるために」、「半身で働く」こと、それが可能な社会にしようと提唱する。(P266)
著者が提唱するような社会になれば、それはすばらしい。
しかし、日常的に読書する人が減りつつある現代、「半身で働く社会」になったとして、人々は読書するようになるのだろうか?
それはまた別の話である。
2023年に公開された映画「銀河鉄道の父」を観た。

原作は門井慶喜さん。
門井さんは同名の小説で直木賞を受賞された。
宮沢賢治を菅田将暉さんが、賢治の父を役所広司さんが演じている。
現代では、宮沢賢治を知らない日本人はいないと思うが、生前の賢治は無名だった。
賢治が有名になったのは死後のことだ。
日本の文学史に名を残す賢治だが、生きている間は「ニート」だった。
しかも、かなり思い込みが激しく、「困ったちゃん」だった。
家族は本当に大変だったと思う。
そんな賢治を、家族は彼の才能を信じ、あたたかく見守った。
なかなかできないことだと思う。
私は父親の視点で観ていたので、「困った息子だな」と何度もため息が出た。
128分と少し長い作品だが、最後まで飽きずに観ることができた。
オススメの作品である。
かなり昔のことになるが、岩手県花巻市にある宮沢賢治記念館や羅須地人協会(岩手県立花巻農業高等学校内にある)に行ったことがある。
また、盛岡市の賢治ゆかりの地を訪れた。
その時、「岩手には今も賢治が生きている」と感じた。
令和になった現在も、きっとそうだと思う。 久しぶりに賢治の作品を読んでみよう。
今月中旬から下旬にかけて、真岡東中・益子中・七井中は期末テスト(定期テスト)があります。
定期テストに向けて、11日(月)から自習室を開放します。
「家では集中して勉強できない」という人は、積極的に自習室を利用して下さい。
利用したい場合は、必ず連絡して下さい。
また、11月17日(日)に「期末テスト対策学習会」を実施します。
詳しくは、配付した案内を見て下さい。
今年最後の定期テストです。
今までで一番良い順位をとれるように、がんばりましょう!
※田野中対象のテスト対策学習会は、12月8日(日)に行う予定です。
11月6日に本年度2回目の三者面談会が終わりました。
お忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございました。
短い時間でしたが、各自の課題や今後の方針などを話すことができました。
今回は、通常の内容に加えて、「スマホとのつき合い方」「読解力を強化するための方法」「勉強を習慣化することの大切さ」「定期テスト対策」など、4つの項目についてお話させていただきました。
成績を上げるためには、どのような生活をするかが大切です。
この機会に、お子さんの日頃の生活を見直していただきたいと思います。
三者面談会期間中に限らず、いつでも面談を行います。
ご質問、ご相談などがあればご連絡下さい。
劇作家・脚本家・映画監督である三谷幸喜さんの作品が好きで、三谷さんの作品をよく観ている。

計算され尽くした伏線、そして笑いとペーソスが三谷作品の魅力だ。
少し前だが、「THE 有頂天ホテル」と「ザ・マジックアワー」を観返した。
これらの作品は何度も観ているが、何度観てもおもしろい。
先日、「THE 有頂天ホテル」と「ザ・マジックアワー」に出演されていた西田敏行さんがお亡くなりになった。
この2作品で西田さんはとても重要な役をされていて、「やっぱり西田さんはすごいよね」と妻と話していたところだった。
西田さんは存在感たっぷりで、西田さんが画面に出ているだけでおもしろい。
西田さんの御冥福をお祈り申し上げます。
「THE 有頂天ホテル」と「ザ・マジックアワー」と続けて観て、今はNHK大河ドラマ「真田丸」を観返しているところ。
「真田丸」については後日書きたいと思います。
島本和彦さんの『アオイホノオ』(小学館)を読み続けている。

先日、書店に入って漫画の棚を見ていたら第29巻と30巻が並んでいたので購入。
続けて2冊読んだ。
1980年代初頭、漫画家を目指していた芸大生の主人公・焔燃(ホノオモユル)がプロの漫画家を目指す。
ギャグを交えた熱血漫画だ。
「この物語はフィクションである。」と書かれているが、主人公は島本和彦さんである。
あだち充さんや高橋留美子さんが実名で出てくる。
1980年代の熱気が伝わってきて楽しい。
漫画家の生活や出版社の事情なども知ることができて、とても興味深い。
2014年にはテレビ東京で、柳楽優弥さんが主演でドラマ化された。
このドラマは漫画に忠実でとてもおもしろかった。
プロデビューして間もないホノオモユル。
アシスタントのマウント武士(女性)が登場し、彼女と共にモユルの熱き闘いは続く。
第31巻は2025年初頭に発売されるらしい。
今から楽しみである。