いよいよ今年度最初の定期テストが始まります。
今回は下記の通り、学校ごとに「定期テスト対策学習会」を行います。
- 6月11日(日) 七井中生対象(実施済み)
- 6月18日(日) 田野中生・真岡東中生対象
- 6月25日(日) 益子中生対象
また、定期テストに向けて自習室も開放中です。
自習室利用を希望される場合はLINEでご連絡下さい。 私たち講師も、塾生たちと一緒にがんばります!
いよいよ今年度最初の定期テストが始まります。
今回は下記の通り、学校ごとに「定期テスト対策学習会」を行います。
また、定期テストに向けて自習室も開放中です。
自習室利用を希望される場合はLINEでご連絡下さい。 私たち講師も、塾生たちと一緒にがんばります!
6月19日は桜桃忌。
無頼派作家である太宰治の忌日である。
晩年の作品「桜桃」から名づけられた。
太宰好きの私は、桜桃忌が近づくと、太宰の作品を読み返し、「桜桃忌」「太宰忌」で俳句を作るようにしている。
今年は例年より熱が入っていて、6月に入ってから「太宰治強化月間」と銘打って、太宰の作品を読んでいる。
学生時代、太宰のお墓がある東京三鷹市の禅林寺の桜桃忌に参加したことがあり、また、太宰の故郷の津軽へ一人旅もした。太宰の生家・斜陽館は当時旅館だったので、そこに宿泊してきた。
太宰の魅力はたくさんあるが、その一つは独特の文体だ。
読者に語りかけているような文体に、若者はコロッとやられるのである。もちろん、私もやられた口だ。
また、作品の中に決め台詞が散りばめられていて、それがとてもかっこいいのだ。
以下、思いつくままに紹介する(作品発表順ではありません)。
『人間失格』
恥の多い生涯を送ってきました。
ただ、一さいは過ぎて行きます。
◆『お伽草子』の「カチカチ山」
曰く、惚れたが悪いか。
◆『走れメロス』
中途で倒れるのは、はじめから何もしないのと同じ事だ。
◆『家庭の幸福』
曰く、家庭の幸福は諸悪の本。
◆『桜桃』
子供より親が大事、と思いたい。
◆『晩年』の「葉」
死のうと思っていた。
◆『富嶽百景』
富士には月見草がよく似合う。
まだまだたくさんある。
私の個人的な体験だが、「太宰好きの人」や「太宰が好きだった人」と話をするのは非常におもしろいのだ。
太宰が好きでなかったとしても、若い頃に太宰を読んだ人は、そうでない人と違う印象がある。
作家の好き嫌いはあるが、是非、若い人には「太宰治」を体験して欲しいと思う。
よかったら、太宰について大いに語り合いましょう。
木も道も人も濡れたり桜桃忌
「ブログ50回記念クイズ」にご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました。
抽選の結果、以下の5名の方が当選しました。当選した皆様、おめでとうございます。
5名の方には景品をお送り致します。しばらくお待ち下さい。
◆クイズの答え:「50」
◆当選者:あさちゃん、法師人耀斗、孔明、たむちゃん、板橋区の佐藤(敬称略)
◆以下、当選された方の感想を掲載します。
あさちゃん
子供が塾を卒業しても、今でも時々、塾長の気まぐれ日記を読ませていただいています。読書家である塾長のオススメの本や野球の話題など、自分にも興味関心があることばかりなので、毎回とても楽しみです。一年間でブログを50回ということは、一週間に一回。とてもすごいことだと思います。『塾長の気まぐれ日記』、一冊の本に出来るくらいの素晴らしいブログだと思います。これからも気まぐれに、頑張って下さい!
法師人耀斗
塾長さんが自分の趣味や今日やった事などが細かく書いてあってすごくわかりやすかったです。1番好きな日記が第47回目の「野球に最適な季節と天気は」です。僕も野球観戦を時々するので、わかります。1番野球観戦に大事なのが季節や天気だといっても過言ではありません! これからも塾長の日記は見続けます。
孔明
50回おめでとう! 色々なことに興味をもっていないと簡単には続けられないと思うので、すごいと思っています。また、たまに自分のことが出てくるのでうれしいです。次は100回を目指してください。
たむちゃん
50回おめでとう。これからも定期的に続けてください。応援してます。
板橋区の佐藤
こんにちは。50回目の節目、おめでとうございます。丁寧で正確な文章で、塾長先生のお人柄が感じられます。これからも100回、200回と続けてください。
あたたかいご感想をいただきまして、ありがとうございました。
みなさんの応援を励みとして、これからも書き続けてゆきたいと思います。
お時間がある時に感想をお寄せいただけるとうれしいです。感想はブログ内で紹介します。
今後とも、よろしくお願い致します。
僕の母が尚朋スクールの卒業生ということもあり、「6年生になったら塾行くんだからね」という母の言葉で半強制的に通い始めました。塾というところが良く分からないまま通い始めましたが、出席したり、宿題を提出したり、小テストで合格したりするとシールがもらえることがすごく嬉しかったです。
受験生の夏、夏期講習会の予定表を見て、「こんなに勉強するのか」と憂鬱になりましたが、家でコツコツと勉強するのが苦手な僕にとって、みんなと一緒に勉強する時間はとても有意義な時間となりました。そして、最終日には「もっとやりたかったな」と少し寂しい気持ちになりました。
僕は塾長の怒りあり、笑いありの政治の話や、少し照れくさそうにおかみさんの話を話してくれる時間がとても好きでした。自習室ではおかみさんと1対1で、数学を理解できるまで教えてもらい、問題を解けることの喜びを知ることができました。
尚朋スクールでの4年間を振り返ると、ただ勉強を教えてくれるだけでなく、人として大切なこともたくさん教えてもらったなと感じています。今まで本当にありがとうございました。
(茂木高校合格)
私は小学6年生の9月に尚朋スクールに入塾しました。最初に、尚朋スクールとの関わりや思い出について話します。
私の兄二人も尚朋スクールの塾生でした。そのため小さい頃から尚朋スクールについての話を聞いていました。小学6年生の時の私は、「塾=ひたすら勉強する所」というイメージを持っていました。しかし、尚朋スクールは先生方も含めて、みんなで楽しく勉強できる場所でした。一つの問題に対して、みんなと相談し合い、考えて答えを導き出したりしたことが印象に残っています。このような姿勢で勉強に取り組めたことが、私にとっては大きかったです。
私たち塾生は、良き仲間であり、良きライバルでもありました。仲間と競い合ったり、相談し合ったりしてがんばったことが自分の成長につながったと思います。後輩のみなさんたちには、私たちのように、競い合える友人や相談できる友人を作って欲しいです。
もう一つ印象に残っていることがあります。それは塾長が話してくれた政治の話です。塾長から政治の話をたくさん聞くことができて勉強になりました。一見、勉強には関係ないと思える目の前の出来事が、実は歴史と深くつながっているということが分かり、ニュースに興味を持つことができました。また、物事の見方が変わったりして、とてもおもしろかったです。また、塾長の人物評を聞くこともすごくおもしろかったです。
次に、新3年生に向けて受験の話をしたいと思います。多くの人は受験に対して嫌なイメージを持っているかもしれません。確かに、受験は楽ではありません。しかし、この一年間を振り返ってみると、やはり日々の努力や積み重ねが大切なのだと実感しました。
新3年生に伝えたいことがあります。
まず一つ目は、塾の宿題についてです。塾の宿題はしっかりとやって下さい。出された宿題をしっかりと毎回やることで基礎力が身につきます。だから、塾の宿題は必ずやって欲しいです。
二つ目は、学校の実力テストや塾で受ける模試の復習についてです。受験生として一年間過ごし、復習が一番大切だと感じました。テストは受けたあとに、分からないところや苦手な部分を潰していくことが点数アップにつながるのです。みなさんには、テストの復習を頑張って欲しいと思います。
最後に、尚朋スクールで約3年半勉強できたこと、そして先生方に感謝したいです。尚朋スクールで学んだことを忘れず、これからも日々努力を続けていきます。高校でも頑張ります。今まで本当にありがとうございました。
(真岡高校合格)
私は小学6年生の夏に入塾し、約3年半尚朋スクールで勉強しました。
尚朋スクールの学習は授業形式で、主に学校の勉強の予習をします。塾で勉強したおかげで学校の勉強につまずくことなく、余裕をもって学習することができました。授業は、ただ聞いているだけでなく、質問も交えながら進めていくため、楽しみながら学習することができました。私は先生の小話がおもしろくてとても好きでした。分からないところがあったときは、よく理解できるまで丁寧に教えていただきました。定期テスト前の復習テストでは、自分の苦手な単元を確認することができ、とてもタメになりました。そして、できないことに対する不安が取り除かれて、心配せずに学習していくことができました。
夏期講習会や冬期講習会では、それまでの総復習や、苦手な人が多い単元などの復習を中心に行いました。ダラダラしてしまいがちな長期休暇中も、講習会を受けることでしっかりと勉強時間を確保できたので、安心して新学期を迎えることができました。
私のクラスは最終的に13人で、みんなで楽しみながら学ぶことができたと思います。難しい問題に対しては、仲間と教えあったりして、13人全員が成長できました。入塾する前の私は、塾はただ静かに勉強する場所だと思っていましたが、尚朋スクールはそのような塾ではありませんでした。アットホームな雰囲気で、優しい先生方とたくさんの友達に囲まれ、いつも楽しく勉強することができたのです。
受験直前期は勉強していても不安な気持ちでいっぱいでしたが、今までずっと塾で勉強してきたことを自信に変えて、本番は緊張せずにのびのびと挑むことができました。入試では、塾で勉強したところがたくさん出題されたので、自信を持って問題を解き、受験を楽しむことができました。そして、無事に第一志望校に合格することができました。余裕をもって入試を受けられたのは尚朋スクールのおかげです。本当に感謝しています。
私にとって尚朋スクールは「もう一つの学校」のような場所、いや、学校よりも好きな場所でした。先生たちとの会話がとても楽しかったです。尚朋スクールの良いところは、温かく、明るい雰囲気の中勉強できるところです。私は、尚朋スクールで勉強の楽しさを知ることができました。尚朋スクールに入塾して本当に良かったと思っています。勉強への不安がある方や充実した勉強をしたい方に尚朋スクールをおすすめしたいです。今まで本当にありがとうございました。
(石橋高校合格)
私は尚朋スクールに中学生になると同時に入塾しました。私の姉も兄も通っていた塾なので、その流れでなんとなく入りました。私は勉強が好きではないので、塾に通うのは面倒くさいと思っていました。ですが、尚朋スクールに入り、勉強の大切さと楽しさを学ぶことができました。
初めての授業では、他校の子が多くいてとても緊張しました。ですが、クラスの雰囲気が良く、先生方がとても面白く、優しいので安心して通うことができました。
塾長の授業(文系教科)は、一つ一つの解答に対して細かい説明がありました。そのおかげで自分が知らなかったことを知り、またより深い知識を得ることができて嬉しかったです。特に私の苦手な社会では、歴史の流れや関係する人物などが理解しやすくて、とても助かりました。また、中学3年生になると月に1回国語の授業があり、毎回作文を書きます。私は作文を書くことが苦手でした。ですが、先生が毎回丁寧に添削してくださり、作文の書き方を学んでいくことができました。
数学は、先生が作ったオリジナルプリントを使って授業が進められます。そして頻出の問題やみんなが苦手とする問題を解いていきます。塾生たちが問題を解いている間、先生は見て回りながら、困っている子がいたら一人ひとりに分かりやすく教えて下さいました。数学の入試問題を解いている時も、少しずつヒントを出して下さいました。そのおかげで、先生の手助けがありながらも、ほぼ自分で解くことができました。その時は達成感があり、「次は自分で解けるようにがんばろう」と思えました。また、理科の「月と金星」の分野では、先生は黒板を無駄なく使って図を描いて、一つひとつ丁寧に教えて下さいました。そのおかげで、苦手だったこの分野もすらすらと問題を解けるようになりました。その時はとても嬉しかったです。
尚朋スクールは、定期テストが近づくと「テスト対策学習会」があります。各中学校で
範囲が異なりますが、学校ごとに対策をして下さいました。おかげで安心して定期テストを受けることができました。
先生方は、「宿題ノート」に励ましの言葉を書いて、私たちの体調や気持ちの面も心配して下さいました。受験で不安な私たちを常に支えて下さったのです。受験当日は、先生方の「受験を楽しむ気持ちで、いつも通り」という言葉を思い出して、集中して受けることができました。
合格発表の日、ドキドキしながら友達と結果を待ちました。そして、合格したとわかった瞬間、一気に安心し、肩の荷が下りました。これもすべて尚朋スクールのおかげです。
中学時代の3年間、勉強の大切さと楽しさを教えて下さり、本当にありがとうございました。尚朋スクールに通った3年間は、楽しく充実した毎日でした。高校生になっても、たくさんのことに挑戦して頑張ります!
(茂木高校合格)
5月15日に塾通信「Step By Step」の合格特集号が完成し、22日と23日に塾生に配付した。そして、卒業生には記念写真、色紙のコピーなどと一緒に郵送した。
ここ数日、卒業生や卒業生の保護者様からお礼のLINEをいただいている。
LINEには近況も書かれている。
「成績が上位でいる」「苦戦しつつもがんばっている」「勉強と部活を両立している」など様々だが、第26期生たちが元気に高校生活を送っているようでうれしい。
高校生活は本当に短い。あっという間に終わってしまう。
だから、何だっていいので夢中になれるものを見つけて、それに邁進してほしい。
勉強、部活、趣味、なんだっていい。
もちろん、反社会的なことは絶対にダメである。SNSで一生を棒に振ってしまっている高校生も多いので注意されたし。
さて、私の高校時代についてである。
私自身のことを考えてみると、読書に夢中になっていた。正直、勉強そっちのけで本ばかり読んでいた。
そのため、大学受験では苦労したのだが、今となっては、あれはあれで良かったかなと思っている。
私が高校生になって最初に読んだ本は、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』(文春文庫)全8巻だ。
友人にすすめられて読み始めると、おもしろくてその世界にどんどんのめり込んで行った。
土佐出身の坂本龍馬は、江戸に遊学し、さまざまな人物と出会うことによって、人間として大きく成長してゆく。
この歴史小説は、青春小説であり、教養小説(成長小説)として読むことができる。
『竜馬がゆく』全8巻を高1の4月から時間をかけてじっくりと読んだ。このことは、今では懐かしい思い出である。
司馬遼太郎作品については、明治時代を理想化し過ぎている、登場人物を格好良く書き過ぎている、天皇に対する記述を避けている、問題のある「英雄史観」など、言いたいことはたくさんある。
これらについてはいつか当ブログで書きたいと思っている。
それはさておき、「歴史小説は史実ではない」、「歴史小説は歴史を基にした小説である」ということを分かった上で読むのであれば、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』はとてもおもしろく、オススメの作品だ。
是非、青春時代を生きている高校生に読んで欲しい。
卒業生のみなさん、充実した高校生活を送って下さい!
塾通信「合格特集号」から「第26期生の声」(アンケート)の一部をご紹介します。
塾通信「Step By Step」の合格特集号が完成しました。
合格特集号は、合格体験記(4名)、卒業生全員のアンケート、保護者様の感想(2名)などの全9ページです。
5月15日・16日に塾生に配付しました。保護者の皆様も是非ご覧下さい。
「ブログ50回記念クイズ」締め切り迫る!
ブログ「塾長の気まぐれ日記」の「50回記念クイズ」の締め切りが迫っています。
締め切りは5月27日(土)です。
詳しくはブログ「塾長の気まぐれ日記」の50回目をご覧下さい。
当塾の関係者(塾生、卒業生、保護者の皆様)でない方も大歓迎です。
たくさんのご応募をお待ちしております。
4月30日、今日は作家の永井荷風の忌日である。
永井荷風は、1879年(明治12年)に生まれ、1959年(昭和34年)の4月30日に亡くなった。
個人主義を貫いた変人作家だった。
私は荷風の熱心な読者ではないが、荷風の生き方に共感する。
戦時中、時局に迎合した文学者が多かった中、荷風は時局に流されず、個人主義を貫き、発表のあてのない作品と日記『断腸亭日乗』を書き続けた。 荷風の日記である『断腸亭日乗』、「断腸亭」は荷風の別号、「日乗」は日記のこと。
荷風はこの日記を、38歳から79歳の死の前日まで書き続けた。最後の頃の日記はメモ程度であった。
以下が死の前日の日記。
四月廿九日。祭日。陰。
一人暮らしの孤独死だった。
今日は、『断腸亭日乗』と『荷風俳句集』を読んで過ごそうと思う。