当塾の新学期は3月25日(火)に始まります。
現在、新学期生、体験入塾生を募集しています。
新年度を機に、「がんばってみよう」「自分を変えたい」「仲間と共にがんばりたい」と考えている人は、是非、尚朋スクールにご入塾下さい。
まずは「授業を体験してみたい」という人も大歓迎です。
お気軽にお問い合わせ下さい。
ご連絡をお待ちしております。
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以下は下野新聞(2025年2月20日)に掲載された拙文です。
下野新聞社が全国の地方紙や専門紙と合同調査をした結果、回答者の約7%がジェンダーバイアス(性別に基づく固定観念)を理由に地元を離れた経験があり、そのうちの約8割が女性だったそうだ。本紙は「家父長制のような価値観や性別役割分担意識」が女性の人生選択に影響していると分析していた。
日本の家父長制は明治時代に「家制度」として制定された。この価値観は戦後も根強く生き残り、女性や立場の弱い人たちを苦しめてきた。最近は「ジェンダー平等」が叫ばれているが、地方では価値観の見直しが進まず、生きにくさを感じている女性は多い。
今、私たちに求められているものは「家父長制」という古い価値観を見直し、ジェンダー平等の社会を作り上げることだ。そのためには価値観のアップデートが必要だと、昭和生まれの私は自戒を込めて思っている。
白蔵盈太著『一遍踊って死んでみな』(文芸社文庫)を読む。
白蔵さんの作品を読むのは初めてだった。
一遍は鎌倉仏教の時宗の開祖だ。
しかし、一遍自身が教団を作ったわけではない。
一遍の死後、彼の弟子たちが教団を組織したのだ。
遊行上人と呼ばれている一遍は、「踊り念仏」で有名だ。
「捨聖」とも言われていて、死ぬ直前に、自分の身の回りのものすべてを燃やしてしまった。
かなりぶっ飛んだ人である。
この小説の主人公は、ロック好きの高校生のヒロ。
彼は下校途中に雷に打たれ、鎌倉時代にタイムスリップしてしまう。
そこで一遍と出会い、魅了され、一遍の死の直前まで行動をともにする。
物語はヒロの視点で進んでゆく。
「念仏は現代のロック」という視点がおもしろかった。
確かに、言われてみればとても似ていると思う。
とにかくおもしろく、一気に読み終えてしまった。
文体も読みやすく、歴史小説や時代小説に馴染みのない中高生にも楽しめる作品だ。
もちろん、実在の人物とはいえ、人物像は作者が作り上げている。
けれど、「一遍って、こんな人だったかも」と思ってしまうくらい説得力がある。
最高のエンタメ小説だ。
白蔵さんの歴史小説をもっと読みたいと思い、さっそく葛飾北斎が主人公の『画狂老人卍』(文芸社文庫)を注文した。
今から楽しみである。
2025年版のプロ野球選手名鑑を買った。
今年も、昨年同様コスミックス社版の小さい方の選手名鑑を購入した。
NPBの公式戦の開幕戦は3月28日だ。
それまでに我がライオンズの新戦力を頭に入れておきたいと思う。
昨年のライオンズは、91敗の球団ワースト記録を作ってしまった。
どん底の一年だった。
今年は上がるしかない。
せめてAクラスに入ってほしい。
公式戦の前に1試合くらいオープン戦に行きたい。
今からわくわくしている。
当塾の現中3生(第28期生)は3人が県立高校の特色選抜を受験し、全員が合格しました。
合格が内定したみなさん、おめでとうございます!
一般選抜まであと15日です。
私たち講師も、一般選抜受験生とともに最後までがんばってゆきます。
立川談四楼著『七人の弟子』(左右社)を読む。
立川談四楼師匠は七代目・立川談志の高弟であり、「本書く派」の噺家さんだ。
談四楼師匠の小説は何冊か読んでいるが、落語同様その文体も心地よい。
『七人の弟子』は、ご自身と弟子たちとの関係を書いた実録小説だ。
談四楼師匠のところには、40歳以上の中年の入門志願者が多く来る。
彼らとのやりとり、そして弟子たちに対しての温かい思いが心地よい。
もちろん、人間のすること、良いことばかりではなく、怒りや後味の悪いこともある。
それらのことが包み隠さず書かれている。
本書には、「七人の弟子」「長四楼のこと」、そして「三日間の弟子」の3作品が収められている。
どれも魅力的な作品だが、私は「三日間の弟子」がとくに良かった。
もしかして談四楼師匠の兄弟子になっていたかもしれない原氏という人物が、昔むかし、三日間限定で談志の弟子になったという話だ。
「人生」というものを考えさせられるとともに、やはり立川談志は魅力的な人だったと思った。
『七人の弟子』、たいへんすばらしい作品集だった。
以下は下野新聞(2025年1月28日)に掲載された拙文です。
元日の本紙に、人類学者の磯野真穂氏と作家の小林エリカ氏の基調対談「明日へ歩みを進める」があり、たいへん興味深かった。対談中、両氏は「コロナ禍」の日本社会の様子を戦時中と似ていると指摘していた。
確かに、コロナ禍当時は全体主義的な空気がまん延していた。多くのメディアは国の方針を無批判に報道するだけだった。戦時下はこのような雰囲気だったのだろうと感じた。もちろん感染症が広がっている時は一定の行動制限は必要だ。しかし、国民が思考停止となり「右へ倣え」の行動をとるのは問題だ。
歴史で戦争の恐ろしさやファシズムの危険性について学んでも、人間は同じような行動を繰り返してしまうのだ。今年は戦後80年、激動の昭和から100年に当たる。戦争や報道の在り方などについて考えていきたい。
尚朋スクールは少人数制進学塾です。
今春で29年目を迎えます。
卒業生のお子さんや甥御さん、姪御さんもお預かりしています。
指導歴の長い専任講師による責任ある指導のもと、仲間と励まし合いながら楽しく学習しています。
また積極的に個別指導(補講・無料)も行います。
知識の詰め込みや単なる丸暗記をさせるのではなく、「内容をしっかりと理解する子を育てる」という方針で指導しています。
だから当塾の塾生は伸びるのです。
塾生たちは益子町だけでなく、真岡市や茂木町、市貝町からも通っています。
益子町以外の方も是非ご検討下さい。
◆ブログ「塾長の気まぐれ日記」連載中!
(塾長 小薬健一)
以下は東京新聞(2025年1月28日)に掲載された拙文です。
9日「昭和100年 レトロブームの背景は?」で昭和レトロが特集されていた。
若者にも昭和レトロがブームのようで、成長期にその時代を生きてきた者としてはうれしい限りだ。
もちろん、あの時代のすべてが良かったわけではない。大量生産、大量消費、環境破壊も激しかった。男尊女卑の社会だったし、中学校では今考えれば信じられない理不尽な校則が存在した。かなり未成熟な社会だったのだ。それでも、あの頃は「日本の未来はきっと明るいはず」と思えるような雰囲気があった。それは幻想だったのだけれど。
単なる郷愁ではいけないと思いつつ、あの頃の映像や写真、品々を見ると元気が出る。「昭和レトロ」に元気をもらって令和を生きるのも悪くないと思っている。
定期テストに向けて、1月28日から自習室を開放しています。
座席に限りがあります。
利用希望者は必ずあらかじめ連絡して下さい。
◆月〜金
◆午後7:30〜10:00
◆定期テストの前日まで
時間内であれば、利用開始・終了時間は自由です。
今年度最後の定期テストです。
今年度で一番良い結果を出して下さい。
がんばりましょう!