期末テストに向けて、ガンバレ!

田野中学校の塾生のみなさん、期末テストおつかれさまでした。
テストは受け終わったあとが重要です。答案が返ってきたら、しっかりと復習しておきましょう。

先週から今週にかけて学校のワークの進み具合を確認しましたが、個人差がありました。
一周目がほぼ終わっている塾生もいる一方で、まだ少ししか手をつけていない人もいました。

やはり、すでに一周目を終えている塾生は普段から成績も良いです。
そして、苦手な教科のワークはまったく手をつけていないという人もいました。そのような人は、できるだけ早く一周目を終わらせて下さい。

ワークは「ただやった」というだけではダメです。できなかったところはできるまで繰り返す必要があります。これからできなかったところを中心に、ワークを2周、3周とやって下さい。

昨日、七井中の塾生が範囲表を持ってきてくれました。これで、茂木中、益子中、市貝中、七井中すべての学校で期末テストの範囲表が出そろいました。
あとはやるだけです。
眼の前の課題から逃げることなく、しっかりと取り組んで下さい。
塾生のみなさんの健闘をお祈りします。

僕が言ってやる
でっかい声で言ってやる
ガンバレって言ってやる
聞こえるかい ガンバレ!

第25期生の感想

◆塾通信「Step  By  Step」の「合格特集号」から、今春尚朋スクールを卒業した第25期生たちの感想をいくつかご紹介します。

  • 尚朋スクールに通ってから、学習するのが楽しくなり、自信が持てるようになった。
    先生方の分かりやすい授業で、定期テストで良い結果を残すことができた。
    尚朋スクールに通って本当に良かったと思う。今まで本当にお世話になりました!(茂木高)
  • 今までありがとうございました! 分からない問題について、いつも丁寧に教えて下さったので、解ける問題がたくさん増えました。3年間、お世話になりました。(茂木高)

  • 4年間お世話になりました。尚朋スクールに通ったおかげで勉強が好きになりました。
    また、苦手だった数学が得意になりました。本当にありがとうございました。(茂木高)

  • 自習室で勉強しているとき、分からないところを理解できるまで教えてくださってありがとうございました。(岩瀬日本大学高)

  • お二人の授業はとても分かりやすく、入試直前の対策プリントは大きな助けになりました。                      (茂木高)

  • 小6から約4年間、本当にお世話になりました。僕の機嫌が悪いときも塾長はいつも変わらず接してくれて、本当に良い人だと何度も思いました。真砂子先生は、優しい雰囲気でみんなに接していらっしゃって、自分もリラックスすることができました。尚朋スクールで学ぶことができて本当に幸せだなと思いました。本当にありがとうございました。                  (真岡高)

  • 分からない所を丁寧に教えてもらったり、精神面でもいろいろと支えてくださったりしてありがとうございました。(宇都宮清陵高)

  • 先生方の言葉で自信がつきました。本当にありがとうございました。(茂木高)

  • 先生たちのおかげで、点数を上げることができたり、志望校に合格したりすることができました。感謝しきれないほど感謝しています。短い間でしたが、本当にありがとうございました。(茂木高・特色)

第11回 多くの人に「香害」について知ってほしい

6月5日の毎日新聞に、ある意見広告が載った。朝日新聞にも同じものが掲載されたらしい。
私が日頃使用している石鹸の会社「シャボン玉石けん」が打ったものだ。
以下、全文を掲載する。

日本に新しい公害が生まれています。その名は「香害(こうがい)
柔軟剤や、洗剤の人工的で過剰な香りに苦しんでいる人が増えています。
香りに含まれる化学物質が、めまいや吐き気、思考力の低下を引き起こす化学物質過敏症の原因の一つになるのです。
中には、友人や同僚の服についた香りにより、学校や職場にいけなくなるといった、深刻な問題を訴える人もいます。
当社が行ったインターネット調査において、「人工的な香りをかいで、頭痛・めまい・吐き気などの体調不良を起こしたことがある」
と答えた人がなんと5割を超えていました。
もはや、社会問題といってもいい割合ではないでしょうか。
また、人工的な香料をさらに長続きさせることを目的とし、マイクロカプセルが使われていることがあります。
プラスチックのマイクロカプセルは、人だけでなく、環境への影響も疑問視されています。
誰かの健康を奪っているかもしれない、過剰な香料や添加物、不自然に長続きする香りを、生活者は本当にのぞんでいるのでしょうか。
シャボン玉石けんは、世の中に問いたい。


(下線引用者)

2022年6月5日 毎日新聞

私は、2001年の春に化学物質過敏症になった。
化学物質過敏症患者のベテランである。
あれから21年も経つのかと思うと感慨深いものがある。
今ではいろいろと気をつけながら普通に生活できている。けれど、発症してからの5年間は生きた心地がしなかった。毎日が地獄だった。
当時は「化学物質過敏症」という病気もあまり知られていなかったため、不快な思いも数え切れないほどした。
ある医者には「頭がおかしいとしか思えない。違う病気を疑った方がいい」と言われた。
その他、腹の立つこともたくさんあった。それはいちいち書くことはしないけれど。

あれから21年、さすがに今では「化学物質過敏症」という病気も知られるようになった。
しかしテレビをつけると、化学物質過敏症の私にとっては「毒」となる商品のCMが、相変わらず頻繁に流れてくる。
そして、多くの人がそれらを良いものとして購入し、使用している。
普通の人が、これらの商品の問題点を知る機会はほとんどない。「日常的に使っていたら、みんな病気になってしまうよなあ」といつも思う。

この意見広告には、「香害・化学物質過敏症」啓発講演会のお知らせも載っていた。
7月16日(土)に、リアルとオンラインライブ配信のハイブリッド式で実施するそうだ。
第2部の専門家講演の講師は、なんと以前の私の主治医だった坂部貢先生だった!

私は化学物質過敏症を発症して約5年間、北里研究所病院に通い、坂部先生に検査と生活指導をしていただいていたのだ。坂部先生には大変お世話になった。
意見広告によると、坂部先生の現在の所属は「千葉大学予防医学センター特任教授/ 日本臨床環境医学会理事長」だそうである。

「香害」について、是非、多くの人に知ってほしい。
それが自分と家族の健康を守ることになると思うからだ。

塾通信・合格特集号ができました!

塾通信「Step By Step」の合格特集号ができました。

今回の合格特集号は、第25期生の合格体験記、アンケート、合格祝賀会の様子など、全11ページです。見事志望校に合格した先輩方の体験記やアンケートは、現塾生にとってたいへん参考になるはずです。

塾生には今週から来週にかけて配付します。
また、卒業生には、合格祝賀会時の記念写真、色紙のコピーとともにお送りします。

卒業生のみなさん、楽しみに待っていて下さい!

田野中の期末テストの範囲が出ました

1学期の「期末テスト対策学習会」は、中学校別に2回に分けて行います。
田野中・茂木中は6月の前半に期末テストが行われるため、田野中生・茂木中生対象の「期末テスト対策学習会」は6月5日(日)に行います。
※詳しくは5月30日・31日に配付した案内プリントをご覧ください。

ここ数年、各中学校で1学期の中間テストがなくなっています。そのため、1学期期末テストの範囲が広くなり、差がつくことが予想されます。
塾生たちには、課題を半分に、またはそれ以上に小分けにして準備をすすめるように指導しています。

学校のワークの一周目はもう終わりましたか?
ワークは繰り返し行い、テスト前までに2周・3周して、自分の弱点を潰して下さい。
塾生のみなさん、がんばりましょう!

※益子中生・七井中生・市貝中生の「期末テスト対策学習会」は6月19日(日)に行う予定です。詳しくは、後日お知らせ致します。

ノートの記名はお子さん自身に書かせて下さい

 長年、たくさんの子どもたちと接していて思うことがあります。そのうちの一つが、「うまくなくてもいいから、ノートの名前や教科名はお子さん自身に書かせてほしい」ということです。
 小学3年生くらいからは自分で書かせたほうがいいです。

 もちろん、上手に書けなかったり、失敗したりもします。中学1年生になって、「数学」と書くべきところを「算数」と書いてしまい、修正テープを貼り、その上に「数学」と書き直している、そんな子がいます。真新しいノートにマジックで格好良く書くはずが、失敗してしまい、何とかしようと格闘した姿が目に浮かびます。このようなノートを見ると微笑ましくなります。そして、「この子は大丈夫だ」と思うのです。不思議なことに、このような子のほとんどは、ちゃんと成績が伸びますし、たくましく育つのです。

 詳しい理由はわかりません。ですが、おそらく、「ノートの名前を書く」という小さなことも自分でやる習慣がついている子は、成長とともに、何事も「自分ごと」と捉えるようになるからなのではないかと思っています。
「名前を書くのを失敗した→自分で工夫して書き直した」、このようなことが大切なのです。

 子育てにおいて重要なことは、小さいうちから「子どもに小さな失敗をたくさんさせること」です。「失敗させたくないから」と思って、何でも親が先回りしてやってしまうと、かえって本人のためになりません。子どもの成長を止めたり、遅くさせたりしてしまうのです。

失敗は成長するチャンスです。

 是非、ノートの名前や教科名は、お子さん自身に書かせるようにして下さい。そして、小学校の低学年に弟さんや妹さんがいる方は、いまのうちから本人に書かせるようにしてあげてほしいなと思います。

第10回 井頭公園のローズフェスタ

園芸好きな妻と二人で井頭公園のローズフェスタに行ってきた。
今年初めての猛暑日だったが、バラ園はたくさんの人で賑わっていた。
ネットで調べたところ、ここのバラ園には、約290種、2100本の薔薇があるそうだ。

一口に薔薇といっても非常にたくさんの種類がある。
「ベルサイユのばら」とか「ジョンFケネディ」、「イングリッドバーグマン」などという品種もあって興味深かった。

約1時間半、ゆっくりと薔薇を見て回った。
とてもよい時間を過ごせたと思う。薔薇に詳しくない私も楽しめた。

「薔薇」や「噴水」で句を作ろうと思ったが良いものができなかったので、歳時記から薔薇の俳句を二句。

薔薇(そうび)園一夫多妻の場をおもふ 飯田蛇笏

匂いなくケネディという白き薔薇 広瀬敦子

車を運転して自宅へ帰る途中、FMラジオ(NACK5)を聞いていた。日曜日のこの時間はNACK5の「サンデーライオンズ」と決まっている(もちろん、授業や面談がある日は別)。

今日のライオンズの対戦相手はセ・リーグのベイスターズ(セ・パ交流戦)。
2対2で迎えた9回裏、西武の攻撃は代打の栗山巧選手から。
今年21年目のベテラン栗山選手は、0-2と追い込まれてから平田真吾投手の投げた3球目をライトスタンドへ放り込む。
なんと、サヨナラホームランだった。
球場の歓声、興奮がラジオを通しても伝わってきた。

今日はいい一日になった。
家に帰ったら、一休みして、はりきって仕事をしようと思った。

第9回 信長は本当に「であるか」と言っていたのか? (その2)

前回のブログで、私は次のように書いた。

ところで、信長は本当に「であるか」と言っていたのだろうか?
ドラマの中の信長は「であるか」を連発しているのだが。
非常に気になるところである。

気になったので、学生時代からの親友Oにメールで質問してみた。
Oは織田信長が大好きで、信長については非常に深い知識を持っているのだ。
質問してから数日後に回答があった。それを簡単に紹介したい。

信長の家臣である太田牛一の著書「信長公記」の中に以下のようなことが書かれているそうである。

信長が、義父である斎藤道三と会見したときのこと。
遅れてきた道三を道三の家臣が、信長に次のように紹介した。
「この方が斎藤山城守である」と。そのとき信長は「であるか」と言った。

Oの記憶では、信長が「であるか」と言ったのはこのときだけだそうだ。

ということは、信長は「であるか」と言ったことがあり、まったくの作り事ではないということになる。
そして、小説家や脚本家の誰かが「信長公記」でこのエピソードを見つけて、それを作品に取り上げ、信長に「であるか」と言わせた。そして、それが普及し、「信長といえば『であるか』」ということになったのかもしれない。
「であるか」と言う信長は、エラそうで、私たちがイメージする信長にぴったりだ。

信長の「であるか」について何かご存じの方は、是非ご連絡下さい。

第8回  信長は本当に「であるか」と言っていたのか?

暑い日が続いている。
こうなってくると、仕事に行く前にシャワーを浴びることが多くなる。
シャワーを浴びながら、ふと、ある一句を思い出した。

全身にシャワー信長忌であるか

何方の句かは忘れしまった。俳壇の芥川賞と言われている「角川俳句賞」受賞作50句の中の一句だということは記憶している。
そして、私にとっては忘れられない一句となった。

もちろん、信長とは織田信長のこと。そして「信長忌」は6月2日で夏の季語である。
多くの人にとって、「信長忌」だけではいつの季節なのか分からないと思う。しかし、「全身にシャワー」とあるので夏の季語であろうということは想像できるのではないか。

ところで、信長は本当に「であるか」と言っていたのだろうか?
ドラマの中の信長は「であるか」を連発しているのだが。
非常に気になるところである。