7月8日に201教室の黒板を新調しました。
201教室の黒板としては「3代目」です。
4年前、101教室の黒板(3代目)を新調し、その時とまったく同じ黒板ですが、値段が約1.6倍に値上がりしていました。
ここでも物価高を実感しています。
「3代目」の黒板でも、塾生たちに多くのことを伝えてゆきたいと思います。
7月8日に201教室の黒板を新調しました。
201教室の黒板としては「3代目」です。
4年前、101教室の黒板(3代目)を新調し、その時とまったく同じ黒板ですが、値段が約1.6倍に値上がりしていました。
ここでも物価高を実感しています。
「3代目」の黒板でも、塾生たちに多くのことを伝えてゆきたいと思います。
7月8日に201教室の黒板を新調しました。
201教室の黒板としては「3代目」です。
4年前、101教室の黒板(3代目)を新調し、その時とまったく同じ黒板ですが、値段が約1.6倍に値上がりしていました。
ここでも物価高を実感しています。
「3代目」の黒板でも、塾生たちに多くのことを伝えてゆきたいと思います。
歴史学者の本郷和人さんと作家・宗教学者の島田裕巳さんの対談集『鎌倉仏教のミカタ』(祥伝社新書)を読む。
お二人とも一般向けの本(新書)をたくさん書かれていて、私はけっこう読んでいる。
興味深い本が多く、毎回いろいろと勉強させていただいている。
このお二人による対談集、しかも私が興味のある「鎌倉仏教」がテーマということもあって、あっという間に読み終えてしまった。
副題に「定説と常識を覆す」とあり、まったくその通りの内容だった。
以下、とくに印象に残った部分。
中世には神と仏が混淆し、キリスト教神話にも匹敵する巨大で混沌とした精神世界が成立していた。だから鎌倉仏教は、宗派ごとにカテゴライズするのではなく、さまざまな要素が入り交じるものとしてとらえたほうがいい
(本郷氏、P208)
明治時代になって寺請制度がなくなり、廃仏毀釈なども起こり、各宗派は開祖が偉大な存在であるとアピールする必要に迫られます。そして、どんどん神格化され、存在が大きくなっていきました。
(島田氏、P215)
西洋には、連綿と続く哲学者の系譜がある。しかし日本には、残念ながらそのような人物が存在しない。だから開祖たちを持ち出して、その役割を担わせたわけですよね。
(本郷氏、P215)
そこからしても、やはり創作されたものだと思いますよ。宗派ができあがったことで、過去が変容させられているわけです。
(島田氏、P215)
宗教の教祖や開祖というものは、実はそんなものなのかもしれない。
お二人の対談の続きを読みたいと思った。
当塾では、「香害」や「日用品公害」について積極的に発信しています。
お子さんとご自身の健康を守るために、少しでも多くの方に「香害」「日用品公害」などの問題を知ってほしいです。
香り長持ちの柔軟剤だけでなく、抗菌剤入り洗剤や抗菌消臭スプレーも人体に悪影響を及ぼします。記憶力や集中力を低下させるため、学力面でも関係してきます。
以下は、今年、東京新聞と下野新聞に掲載された拙文です。
東京新聞 2024年3月27日掲載
合成洗剤、柔軟仕上げ剤などに含まれる合成香料のにおいによって体調を崩す人が増えている。交流サイト(SNS)上では、これらの製品が原因で体調を崩してしまった人たち、化学物質過敏症になってしまった人たちがその苦しみを訴えている。
私は経営している学習塾で、約1年前から「香害」や「日用品公害」について、保護者や子どもたちに積極的に発信している。この問題に対して積極的に取り組んでいる自治体もある。先日の国会では、高橋千鶴子衆議院議員が取り上げてくださった。
多くの人に「香害」「日用品公害」を知ってほしい。国は健康被害をもたらすこれらの製品を今すぐ規制すべきだ。そして、洗剤メーカーには被害者の声を真摯に受け止めてほしい。
下野新聞 2024年4月9日掲載
4月9日付の本紙にマイクロプラスチック(MP)についての記事があった。MPというと包装容器や衣料品の細かくなった物を思い浮かべる人が多いが、MPは香り長持ちの柔軟剤にも使用されている。
柔軟剤や抗菌剤入り洗剤、抗菌消臭スプレーで体調を崩している人が増えている。化学物質過敏症を発症してしまう人も多い。周囲の人が利用する柔軟剤や洗剤で体調を崩してしまうため、学校や会社に行けない、仕事を辞めなければならない人も少なくない。これらの問題は「香害」や「日用品公害」と言われ、SNS上で被害を訴えている人がたくさんいる。
佐久市や宝塚市のように、この問題に対して積極的な対策をとっている自治体もあるが、全国的に見れば少数だ。是非、多くの方に「香害」や「日用品公害」などの問題について知って欲しいと思う。
尚朋スクールでは夏休みに「夏の体験教室」を開講します。
8月の1か月間、尚朋スクールの授業・指導を体験していただけます。
料金は授業料のみ(1か月分)となります。
「夏休み中に1学期の復習をしっかりとやりたい」
「夏休み中に勉強する習慣をつけたい」
「夏休み中にこれまでの遅れを取り戻したい」
「夏休み中に大きく成長したい」
「夏休み中に尚朋スクールの授業を体験してみたい」
このような人は、是非、尚朋スクールの「夏の体験教室」を受講して下さい!
※中学1年生は、塾生と一緒に模試(全国模試)を受けることができます。
希望者・受験料(4,100円)
8月は、中学3年生が本格的に受験勉強を開始する時期です。
尚朋スクールの夏期講習会でしっかりと勉強して力をつけて下さい。
◎1・2年生の復習を中心に、3年1学期までの総復習を行います
◎授業は全40コマ、バランスのよい5教科指導を行います ※1コマ50分
◎受験に立ち向かう姿勢を身につけさせます
◎一人ひとりの弱点を把握し、弱点克服に努めます
◎2学期以降に、模試や実力テストなどで飛躍的に成績を伸ばす塾生がたくさんいます
※受講料には教材費が含まれます。
※2学期以降も継続される場合は入塾金が半額となります。
※夏期講習会の実施時間は日によって違います。「昼の部」と「夜の部」の2つありますのでご注意下さい。
※県立高校の一日体験学習と各中学校の実力テストが実施される日を外して日程を組んでいます。
夏期講習会を受講した塾生の感想をご紹介します。
◆夏期講習会を受けて、各教科の苦手だった応用問題を自力で解けるようになって嬉しかった。社会の歴史は一つ一つの用語は分かっていても歴史の流れが分かっていなかった。でも夏期講習会を受けて歴史の流れが分かった。夏期講習会で中身の濃い勉強をたくさんできて良かった。(茂木高合格)
◆英語では塾生が英作文を黒板に書いて、それを先生が添削するという形式だった。それが楽しかったし、自分が理解不足だったところに気づけて良かった。宿題をきちんとやって真剣に取り組めた。夏期講習会を受けて良かったです。(石橋高合格)
◆夏期講習会では、自分の苦手なところをたくさんやってくれた。授業は分かりやすかったし、詳しく教えてもらえた。良い時間を過ごせたと思う。(真岡工業高合格)
◆僕は3年生から尚朋スクールに入塾したので1・2年生の内容がかなり抜けていた。でも夏期講習会を受講して1・2年生の内容の総復習ができたので自信がついた。英語の文法、数学の1次方程式、国語の文章題、理科の計算問題、歴史の鎌倉時代など、それまで苦手だったところができるようになった。( 茂木高合格)
◆夏期講習会を受けたことで勉強する時間がかなり増えた。苦手分野も克服できて充実した夏休みになった。(茂木高合格)
◆1、2年生の総復習ができて良かった。夏期講習会ではいろいろな問題に触れることができて良かった。( 真岡女子高)
◆英文法、英語構文、数学の証明など、忘れていたことをたくさん復習できた。仲間と共にたくさん勉強できて、力もついて、充実した夏期講習会だった。( 真岡高合格)
清水克行さんの『室町は今日もハードボイルド』(新潮社)を読む。
清水さんは歴史学者、専門は日本中世史。
日本の中世史(平安時代後期~戦国時代)の人々の「常識」は、現代に生きる我々とは全く違う。それは外国といってもいいほどだ。
この本は、そんな中世に生きる人々と中世社会を興味深く伝えてくれる。
「多様性」「やられたらやり返す」「人身売買は珍しくなかった」「モノには所有者の魂が乗り移っている」「うわなり打ち」「荘園は聖なる場所であった」など、現代人にとって中世社会は驚くことばかりである。
清水さんは「週刊文春」にエッセイを連載されていて、その中で学生の頃はエッセイストになりたかったと書かれていた。
そんな方なので、文章が読みやすく、おもしろく、複雑で難解な中世史もとてもよく理解できるのだ。
清水さんのおかげで、日本中世史がちょっとしたマイブームになっている。
ときどき、無性に海が見たくなる。
多くの栃木県人にとって、海といえば茨城県の「大洗」「大洗サンビーチ海水浴場」ではないだろうか?
「次の休みの日には大洗へ海を見に行こう」と思うけれど、いざその日になると、「ちょっと遠いなぁ」「行きはいいけど帰りが面倒」などと思って計画は頓挫する。
そのかわりに那珂川、とくに茂木町の那珂川(「大瀬のやな」周辺)へ行くことが多い。
6月16日(日)も、大洗行きはやめて、那珂川に行ってきた。
ちょっと足を延ばして、大田原市にある「なかがわ水遊園」にも行ってきた。
ここは栃木県人なら誰でも知っている「日本最大級」の「川の水族館」である。
子どもたちが小さかった頃は家族で何度か来たことがある。
今回は、オヤジ一人で行ってきた。
6月15日が「県民の日」ということで、子どもの入場料は無料だった。
もちろん、オヤジは有料、900円の入場料を払って入館する。
やはり家族連れが多かった。
水族館
「鯉のぼり」ではなく「鮎のぼり」がありました。
見ているだけで涼しくなります。
企画展は「メダカ」でした。私は睡蓮鉢3つ、バケツ1つにメダカを飼っています。
園内の芝生広場が美しい。
帰りに、ホームグラウンドならぬ「ホームリバー?」の茂木町の那珂川(「大瀬のやな」周辺)に寄りました。
時間的に遅かったので、私の他は一家族(3人、子どもは小学3年生くらいの男の子?)がいただけ。
その家族もすぐに帰ってしまったので、私一人で那珂川を眺めていました。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」(鴨長明著『方丈記』)などと思いながら。
まだ梁は架けられていませんでした。
わずか5時間弱の小旅行だったが、気分転換できた。
次こそは、大洗に行きたいと思う。でも、また那珂川になりそう。
昨日、6月19日は太宰治の忌日、桜桃忌だった。
私は桜桃忌前後には太宰作品を読むことにしているが、今年はすっかり忘れていた。
太宰ファンとしては失格である。
反省!
6月19日もあと10分で終わるという時に、慌てて太宰作品を読むことにした。
今回選んだのは「満願」。
「満願」は文庫本でわずか2ページ半。
とても短くて、エッセイのような作品だ。
太宰ファンにはとても評価が高く、心あたたまる大人の作品である。
今年の桜桃忌は終わったが、今月中は太宰の作品を読み返そうと思っている。
※「満願」は、新潮文庫では短編集『走れメロス』に入っています。
ブログ「塾長の気まぐれ日記」(109回)で、100回記念クイズの当選者を発表しました。
ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました。